
昨日の実家のある富士市一色からの富士山です。日中は晴れ間もあり、なかなかきれいでした。
富士山が見えるのはやはり気持ちのよいものです。特にこの景色は慣れ親しんだ景色です。こうした美的というか美しいものを当たり前と思わないで、存在することにまず有り難みを感じることが、富士山以外のものでもなんでも感謝の気持ちを持つことへの出発点であると思います。
さて、当たり前と思われるようなことはいろんな分野であります。セオリー通りとでもいいますか、そのセオリーがあるから、世の中は成り立つようにも思います。私が関わる人材育成や経営などのコンサルティング領域でも同じです。たとえば、人材育成であれば、着実に能力やスキルを段階的に身につけられるような人材開発制度をつくること、これが必要です。こうした制度があれば、誰をどのように育成するかが見えますからね。
また、業務改善を行う際には、物事が不明確で分かりにくいときには、分解して考えてみると何かポイントになるところが明確になります。これも一つの考え方ですよね。分解すれば大事なポイントも無駄なところも明確化します。
このように、様々なところでセオリーというか、定石というか、そういうことがあるので、それに沿った形で人材育成や経営の仕組みを考えていくということになるわけです。しかし、果たして全てがセオリー通りにいくものなのでしょうか?机上の知識ですべてが解決するものなのでしょうか?
時にはそういったセオリーや定石になっていることを疑ってみるのも大切です。セオリーや定石の考え方に縛られてしまい、それが様々な成果を阻害する要因にもなりかねないのです。こうした疑いを持って考えを巡らせていくと、今まで考えもつかなかったアイデアを発見することだってあるかもしれませんね。要は常識を疑うというものです。常識を思い切って疑ってみるからこそ新しい価値を生み出せるし、発見にもつながるのです。
私の場合には、顧客の方々と関わる際には、相手の要望や相手の課題解決を最優先します。特に人材育成に関係する課題をどう解決するかが大切になります。人材育成や経営において課題と感じていることを解決するために、話を聴いてそのための解決策を提示します。お互いを知る活動をすることを通して、ではどうしようか、ということになりますね。
提示する解決策の方法は様々です。一つして同じようなテンプレートのようなものがないので、かえってわかりにくいとも言われちゃいますが(笑)。いずれにしても、まずは顧客の話を伺ったうえで、コンサルティング的なかかわりになるか、社員の方々や経営幹部・管理職の方々にセミナーを行うか、あるいは、何か教育ツールなどの導入によってそれを継続的にフォローアップしていくかなどです。様々なやり方がありますので、その点はご予算に応じて設計します。
基本的な考え方は、いかに人材育成を推進できる職場や風土をつくるか。こうした職場や風土をつくるのは、決して即座にできるものではありません。短期的な効果ばかりを追いかけていても、結局は人が育つまでは時間が掛かります。たとえば、子育てですぐに子どもが育つでしょうか?それと同じ理屈ではないのか?余裕がないためになかなか人を育てられないというのも一つの要因になっています。そうした厳しい環境にあることも確かです。しかし、それはどの会社も同じことです。どこかで誰か人材育成の専門家に一声かけてみる、そんなつもりで私を活用してみて下さい。必要なければ必要ない、で構いませんから。
また、人材育成に関わるコンサルティングが全てではありませんし、何か他の解決方法もあるはずです。経営や営業、ITによる販売促進など、様々な面で真摯に寄り添ってかかわるのが私のスタイルです。一緒に汗をかきますよ社長!

今日は労働市場について情報収集。人材確保や育成のトレンドについて情報を集めてきました。次回(来週)のメルマガで掲載します。
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