ブログ

新しい気づきをダイジェストでも得られるのが「学び」~2つのセミナーを振り返る場で~

今日の愛鷹山方面の雲。なんだかおもしろい、何か龍が昇ってきそうな雲が横たわっていてとても神秘的なものを感じました。

横に長く伸びる雲。この雲がどんなふうに変化するのか?雨を降らすのか?心配していたのですが、そうでもなさそうでした(笑)。

さて、今日は今まで富士で講師をさせてもらった講座のダイジェスト版。10月の「サードプレイス・ラボin FUJI」と「まちの会議のやり方を学ぶ実践ゼミ第4回」について取り組んだことを話すという会を実施しました。

安斎さんや徳本さんが富士にいらしたときにお話してくださったことを思い出しながら、私のことやサードプレイス活動について話しました。ちなみに、「サードプレイス・ラボ in FUJI」のその時の記事はこちらです。

私自身、改めて富士に戻ってきた理由を紐解いて話していくと、大きなキーワードは二つあります。1つは、「好きなことを仕事にする」こと。そして、もう1つは、「失敗から学んだことをみらいの人たちに伝え、支える」ことです。人材育成や研修の現場については、講師や企画担当、研修会社の営業担当など、様々な立場でかれこれ1100回以上関わってきました。ワークショップやグループワーク主体の研修の現場から、様々な新しいものが生み出されます。そして、この新しいものを生み出すために、参加者同士がお互いに学び合う、学び直すという姿勢になる場を創造していくことで、更に組織やコミュニティの成長のきっかけになる。コミュニケーションの改善を主体にして、新しい価値をつくりだすための工夫をどのようにやっていくか。これからもそこは追求したいポイントです。

そして、もう1つは、自分自身の失敗や経験を体系化して、かかわる人たちにそこから学んだ知恵を伝えることです。失敗を同じように失敗して学べ、などとそんな無責任なことは言えません。失敗や経験、そしてそれを克服した方法を体系化していくと、一つの伝えるものとして仕上がっていくように思います。「まっすうオリジナル」的なものを創り出せるヒントがここにありそうです。今、まちの会議のやり方を学ぶ実践ゼミで、ファシリテーションを学生と一緒に伝える機会を設けていますが、これだけでなく、その場を創り出すコミュニケーションのデザイン(アートではないですよ)についても、伝えられる場所を作っていけるようにしたいですね。

今日のダイジェストは、私以外には5名の方と深い対話をすることができました。また、悩むわかものへの声がけも、大人の方々が一緒に真剣に考えてやってくださいましたよね。こうした「学び」の文化が、コミュニケーションを通して、根っこから広がっていけるように日々の積み重ねが必要であると実感しました。自分自身の研鑽もそうですし、会社経営者として経営を軌道に乗せていくために知恵を絞り、事業化できるものを創造することもそうですし。ある意味、楽しくいろんなことをやるぞという闘志がみなぎってきました。

以前やっていたサードプレイスの「プラスオン」のように、一個一個積み上げていきます!

2020年上半期には、「まちの会議のやり方を学ぶ実践ゼミ第2期」が始まります。コミュニケーションの場づくりに関係する「コミュニケーションの場のデザイン」の考え方を背景に、まちの皆様にお伝えしていければと思います。主宰のズミさんと一緒に練り上げていきます!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。