人材育成という分野で活動をしてきて、この地域で独立をしましたが、企業だけでなく地域全体の人材育成を突き詰めていきたいという想いを新たにしております。
最近は、地域で行われている活動への関心や、地域で活動する専門家の方々との協力が欠かせないなと思っています。同じ地域で同じような軸で活動している人たちは、競合関係にあるとは思いません。むしろ、協働の中でどの分野でどのようなことをやっていくのか。想いを一つにして取り組んでいくことが、「近江商人の三方よし」になる秘訣のように思います。
先日、地域の人材サービス会社で研修の方向性について話し合いを持ちましたが、あれは研修会社の打ち合わせとは異なるものだと感じています。地域で活動する人材育成のプロの方々が、同じ想いを共有する場ではなかったのかと今となって思うのです。そうでなければ、どのような内容でやるのかという、枝葉末節の話に展開していくことになるでしょう。
私は気持ちを固めました。軸はやはりこの地域での人材育成活動なのです。地域の企業、地域の職員(公務員の方々)、地域の団体、地域の市民の方々に、「コミュニケーションの必要性とレベルアップのサポート」を行っていくことを主に活動していきます。その背景には、私の過去の職場での苦労ら復活した経験に基づいて成功体験を伝えること、そして、苦しくなった時に受け止める場になるということが必要なんだろうと思うからなのです。
研修講師、セミナー講師の枠に留まらず、最近は職場や仕事の問題に関してのカウンセラーも引き受けています。「職場内の人間関係で悩んでいる」「職場で不遇の状況である」「職場内の派閥争いで悩んで嫌になった」「上司からの日々の心ない言い方が癪に障る」などなどです。事務職や営業職だけでなく、最近は介護や福祉の仕事に係わる方、サービス業の方からも相談を承ることもあります。
これらはコミュニケーションに関しての問題が顕在化して、組織や職場での人間関係で悩んでしまうという状況なのです。人間関係で悩んでしまうと、せっかく仕事の内容が興味あって、楽しくて、やりがいがあっても、それらがみんな吹き飛んでしまいかねません。もったいないのです。

この記事でまとめてくださっている最後の部分「コミュニケーション能力の向上が地域活性化につながる」というのは、まさに私の想いを一番反映してくださっている言葉であると思います。私自身のレベルアップも含めて、苦労を乗り越えた経験や、スキルのレベルアップまで、幅広くコミュニケーションの向上に関しての取り組みをこれからもやります!
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