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相手の可能性も自分の可能性も無限~人の無限の可能性を拡げるための挑戦~

昨日の夜から出張で日本海側の街に来ています。

浜田という街です。初めて降り立った街です。お城があるみたいで、お魚もおいしいとか。今日はあいにくの雨でなかなか動きづらいので、駅前のレトロな喫茶店で書いています。なかなかこういう雰囲気も地方ならではで好きですね。おばあちゃんが一人でやっていて、おそらく昭和のころからやっているようなお店ですね。最近のチェーン店の喫茶店とはまた違って、時間の流れもゆっくりとしています。こういう場所でいろんなことを考えると、また何か先が見えそうな気がしています。

なんでもそうですが、無限の可能性があるんですよね。その可能性を可能性と思えずに衰退していくか、それとも、可能性がまだあると思って関わるかによって、ずいぶんと物事の見方は変わってくるように思うのです。地方の街に今は住んでいますが、故郷のこの街は、外にいて見てきたからこそ感じる可能性です。様々な可能性を拡げるべく、イベントをやったり、なにかをつくったり、人を呼んだりしているわけです。

こういう景色をみても、何をするかは別にして、この中で自分の在り方を考えていくと、可能性が見えてくるのではないでしょうか。

そして、場所だけではありません。人も同じです。相手もそうだし、自分自身もそうです。可能性があると思って見つめてみれば、いくらでもやれることはあるように思います。私は、人の育成にかかわることを仕事にしています。研修の場では、時々、緊張のあまり「うまくやろう」という気持ちが働いてしまうことがあります。ただ、それでは、うまくやることだけに目が向いてしまい、目の前にいる人たちを置き去りにしてしまいかねません。

目の前の人たちの可能性を無視して、自分が「うまくやろう」としたところで、うまくできるわけがないんです。どこをみて自分が何かに取り組むか。相手の可能性に着目をするからこそ、見えなかったものが見えてくるのではないでしょうか。それが、可能性を拡げる、ということです。仮に、自分自身が未知のことに取り組もうとしたとして、それをうまくやるかどうかなんてどうでもいいんです。相手の可能性に対して関わっていけるからこそ、できることがどんどん広がってくるわけです。

実際にそうです。私は、ワークショップスタイルで研修を進める講師の仕事をしていますが、現場に入っていると、研修をしながらいろんなことに気づき、いろんなことをやってみたくなります。それが相手の可能性を拡げる活動だと思ってやっています。もちろん、自分でいいと思ってやっているから楽しくなってくるのですが、そこには「相手の可能性を拡げる」という想いがあります。受講者自身が気づいていなかったものに気づくと、やってみてよかったなって思うのです。

そして、私自身の可能性も拡がるように思います。自分の可能性が拡がれば、もっともっとなにかを積み重ねていきたくなるというものです。そのためには必要なものもたくさん前提としてありますが、積み重ねをし続けることで自分がどんどん視野が拡がると、さらにいろんな方々と出会うチャンスも増えてくるというものです。その出会いのチャンスを一つ一つ大切にする。それは相手の方に対しての無限の可能性、そして、自分自身の無限の可能性、いずれの可能性も拡がっていくものだという考えをもてるかどうかにかかっています。それによって、自分自身が目の前の人のためにできることも見えてくるんです。

出会いの積み重ね、可能性のさらなる拡大、こうして人はどんどん成長していくし、その成長は自分でとめようとしなければずっとし続けていくものだと思っています。だから「無限の可能性」なんでしょうね。

今日は午後から地方自治体さんの方向けの仕事です。半日間の出会いにはなりますが、無限の可能性を持った方々がきっとやってくると思います。私にとっても新しい挑戦となるテーマですが、相手の無限の可能性を信じてやってきます。それによって自分の可能性を拡げるために。

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