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新しい市場で勝ち抜くための4つのヒント~最後は自分を信じる!~

あらゆる市場や分野で活動をしていると、当然ですが、同じようなことをされている方々に巡り合います。交流の一環で巡り合うような、いわゆる異業種交流会的な関係の構築であれば、前向きで構わないのですが、一方で、市場で営業活動をしていると、競合関係の企業や団体と会うことがあります。このときに、選ばれる存在でなければ、市場の中で勝ち抜くことができないように思います。

同じような商売をされている企業や団体がぶつかる場合には、顧客は比較をするので、そのときに選ばれる必要があります。では、選ばれるためにはどうすればいいのでしょうか?市場で競合と比べて選ばれるための考え方を知っておきましょう。

1.自社の勝てる武器を装備すること

かつてのRPG(ロールプレイングゲーム)の発想になりますが、どんな難敵でも打倒できるだけの武器が必要です。もちろん、身を守るための防具も必要ですが、相手と戦って勝ち抜けるだけの強い武器がなければ、市場の中で淘汰されてしまいます。勝てる武器はどんなものでもOKです。戦う市場において投入されていない製品や、他の競合会社では扱っていないサービス内容など、勝てるものを総動員することです。こうして勝てる武器を装備し、どんな難敵でも撃破できるだけの力を蓄えておくことです。武器というのは、例えば、魅力的な商品や、その商品を生み出すための業務の流れ、高性能の商品をつくれる設備、そして、魅力的な商品を開発できる人材などなどですね。

2.市場の分析を徹底的におこなうこと

世の中のトレンド、社会の情勢にどれだけ関心を持って経営をするか。これがなければ、一人で勝手なことをやっているから無視しよう、とされてしまう可能性があります。業界内での立ち位置はどうか?今の市場のトレンドはどうか、世の中で活動する競合と比較しての立ち位置はどうかなど、市場の分析を徹底的に行いましょう。そのうえで、自分が勝てる存在になるためにどうするかを十分に考えて手段を講じるべきですね。小売業であれば日版データ、金融業であれば市況分析、他企業信用情報や各団体が出している業界誌に目を通して、今のトレンドを見極めましょう。意外と、企業業績がよくない場合の方がチャンスというのも、扱っている商材によってはあるかもしれませんね。

3.社会と接点を持つ機会を増やすこと

自社のことが、どれだけの人に知られているか?たとえば、会社の事業内容は、どれだけの人に理解されているか?自社の主力商品の名前は、どれだけの人が知っているか?とにかくまず、顧客となりうる方々が、「あ、知ってますよ!」っておっしゃってくださらなければ、経営も商売も成り立ちません。社会との接点を増やすように、意図的な工夫は必要ですね。ホームページが検索でかかるようにキーワードを盛り込むとか、広告をうつなど、どうやったら接点をもてるのか?特に市場に出たばかりのころは、「まずは接点を持つ」機会を増やすようにしましょう。最近は、AISAS(アイサス)という言葉があります。人の買う時の心理変化を示したもので、三つめの「S」がポイントです。Sというのは、S=search、すなわち、探索をするということなのです。探索をした方が見つけられるように仕掛けることがポイントになります。

4.何をやっているかを示すこと

ビジネスが複雑になってきている社会では、自社が何をやっている組織・企業・団体なのかを説明するのが難しくなっています。特に新しいビジネスを創造する人にとっては、これが大きな課題です。一体何を売っているのか?どんなサービスを提供しているのか?それがきちんと説明できなければ、市場には伝わらないですね。何をやっているかを示すことができる、人に伝えることができる。これが必要です。市場の想定のお客様からしてみても、わかってくださる方であればいいのですが、新しいお客様となりうる方には、自分が何をやっているかをきちんと示せるように準備しておくのは欠かせないですね。

いかがでしょうか?知ってもらって、選ばれるというプロセスを踏んでいかなければ、市場で勝ち抜くのは難しいですね。「人と違うことをやれ!」なんてよく言われましたけど、人と違うことをやる場合の心構えや準備みたいなものですよね。これから新しい挑戦をする機会はいくらでもあるのですから(その本人が自覚していれば、です)、市場で勝ち抜くためのヒントとしておさえておいてくださいね!

ま、一番は、自分を信じる、愛すること。4つ以外のポイントで大切なのはそこです。自分を信じて進んでいきましょう。

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