ブログ

ロジックがあるから自分の想いも伝わる~キャリアコンサルティングの現場より~

今日の日中、就活中の学生さんの相談に乗っておりました。わが社の相談ルームで、エントリーシートのチェックをさせていただきました。

こちらが、コンサルティングやカウンセリングなどを行う弊社のお部屋です。窓から見える愛鷹山の景色(何度か掲載してますね)が一つのポイントで、時折窓辺の景色を見ながら、リラックスしてもらうようにしています。出来るだけ緑のあるものを増やして、リラックスできるようにしています。

こちらのお部屋で、スポットのキャリアコンサルティングをいたしました。主にはエントリーシートの書き方について。私の場合、営業関連のコンサルティングをやってきたので、どうしても資料や言動のロジックが破綻していないかを見る習慣がついています。もちろん、就活に臨む本人がどうしたいかが大事ですから、その気持ちを大切にします。ただ、その気持ちと、エントリーシートなどのアウトプットに乖離が出ることが就活ではよくあります。せっかく自分の大切にしたい想いを話しているのに、書類になると、なぜかその「想い」がどこかにいってしまうケースがあるのです。そうならないようにアドバイスをし、場合にはよっては軌道修正のヒントを提示する、もしくは解決策を提示するのが、営業現場にいたキャリコンである私の特徴です。ただ、押しつけにならないようにはしています。クライアントが最後は意思決定するわけですから。

キャリアコンサルタント、という言葉を分解すると、キャリアとコンサルタントに分けられます。私の場合には、「コンサルタント」の色が強いということになるかもしれませんね。

今日は、キャリアコンサルティングをしながら、2つの話をしました。

1.ロジックが破綻しては、自分の想い(感情)がうまく伝わらない可能性がある。そのためにも、書類に落とし込むものには筋道立ててまとめることが必要である。

2.自分の想い(感情)に素直になること。飾ったものはすぐに見破られる。ましてや、自分が説明できない相手に伝えるための書類は、読む人によって解釈がはいってくるので、素直に自分の想いを書類に落とし込むこと。

こうしたことを、短い期間で要求されるわけですから、就職活動は、ふだんビジネスパーソンがしている仕事以上にレベルが高い側面もあるように感じます。短い期間にならないために、就職活動の準備があるということでしょうか。

就職活動は、学生が社会に出る前に経験する自分という商材の営業活動です。伝えたい事が相手に伝わるようにするためには、気持ちが大切になってくるのです。ただ、気持ちだけでは商材は買ってもらえません。なぜ自分の気持ちがあるのかを筋道立てて話せないといけないですね。

さあ、どこまでできるか。就活に進展があるように、祈っております!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP

富士みらいクリエイションをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む