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新将命さんの「新将命の社長の教科書」を読んでの気づき~人格を磨くために~

起業に向けての動きを進めるとともに、意識改革を自分なりに図ろうと思い、書物に触れるようにしております。ただ、書物に触れること自体は前からやってはいたものの、中途半端になりがちでした。そこで、今夜はある程度時間をとって読みかけの本を読み切りました。

私の好きな、経営者をされていた方。伝説の外資トップとも言われている新将命(あたらしまさみ)さんの本です。最新刊、「新将命の社長の教科書」を読み切りました。

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以前、、「王道経営」、「コミュニケーションの教科書」等を読んだことがあったのですが、新さんの書いている内容は、うまく言葉を用いていて腹落ちしやすいのです。例えば、新さんは、本の中で「一日一時間は本を読みなさい」ということをおっしゃっております。本から教養を身につけることが出来るし、本は、既に著者が亡くなっていても文字として残っているので大きなメンターになりうるとおっしゃっています。教養を手に入れるとしたら「キョーヨ!(今日よ)」というわけですね。

また、私が勇気づけられた言葉として、これは新さんご自身もお好きだと書かれているのですが、「今日の自分は昨日までの自分の結果である。将来の自分は、今日からの自分の結果である」という言葉があります。これを読んで勇気づけられました。人生、今日が初日である。

過去に自律神経を病んで休職をしたり、クレーム処理を誤ってしまったり、ここには書けないような失策をしてしまったり・・・そんな過去の出来事で結果として残っているものがあっても、将来に向けてはまだまだやり直しがきく。だからこそ、つらい時期を私は乗り越えて、自信をつけて、地元で起業するという決断に至ったのだと思います。起業に向けての準備、そしてその先の起業後の社長となった後の生きる道は、今日からの自分の結果となっていく。変わっていけるのです。

「行動は成功を約束しないが行動しなければ成功はない」

この言葉も響きました。うまくいくか失敗するかは、結局のところ行動しなければ何もわからないのです。よく周りの方々が、「○○さんと組むのはやめておけ」「○○は止めといたほうがいい」ということを言う場合がありますよね。でも、果たしてその言葉を鵜呑みにしてしまっていいものなのか。自分の信念や理念、志に基づいて動き始めたことであるならば、誰かがやめろいっても、やめずにまずはやってみることが必要なんですよね。起業の決断をして自分なりに事業理念を考え、それをブログのタイトルにも反映させています。人と組織の可能性は無限大。敢えて言うのあらばコミュニティも同じく無限大の可能性がある。だからこそ、未来に向かって人材の育成に取り組むためのサポートをする、相談を受けて共に解決策を考えていく、ということになるんです。まだ始まってはいないにしても、事業の骨格作りは始めているし、必要な学びもやり始めているので、行動は継続して漸次でも行い続けていく。そうでなければ成功も失敗もないのですから。

そして、人格の必要性についても述べられています。「人望=仕事力+実績+人格」であると。何か他者の評価を受ける際には、外形的には、仕事をするためのスキルである仕事力や、信用を得るための実績はまず見ると思います。しかし、それだけでは人望があって尊敬される人にはなりえない。その人の「人格」は欠かせないのです。人柄の良い人と言われる人格者の要件について、新さんは本の中で下記のように書かれています。

1人を尊重する人

2人の話を傾聴する人

3節度をわきまえた上での自己主張ができる人

4周囲からほめそやされても己を律して自重する人

いわゆる4つの「チヨウ」が備わった人というふうに書かれています。徳のある人であるし、「あの人のためならやろう」って言われるような人ですね。人の上に立つ、リーダーとして引っ張っていくためには、この4つの「チヨウ」を実践できる人になろうと、心に刻みました。徳のある人、人格の備わった人になる。

人間力がまさに求められるのが、社長であり、その人間力を日々まだまだ鍛え続けていく必要がある。新さんの本に触れると、まだまだずっと学びを続けて、人間力を社会の中でつけていかなければと、気持ちを新たにしました。

新さんの本は、何度も触れて、自分の心に刻むための書にしたいと思っております。

参考:「新将命の社長の教科書」(致知出版社・新将命著)

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