相手尊重の姿勢を持ち続けていく

私が日々大切にしていること。それは相手尊重です。

ある意味当然じゃない、って話ですが、これって本当に難しいのです。特に気をつけて相手を尊重するようにしております。

上から目線にならない

日々の業務の中で、セミナーや研修の講師をやることがあります。この業務が今はもっともウエイトを占めているとともに、私が一番楽しいと思ってやっていることです。かつて、講師をやり始めた頃は、「教える」意識が強く働いておりました。講師をやりたいと思ってから、実際にやるチャンスをつかむまで、長い年月を経たこともあり、ついつい「先生」的な雰囲気を醸し出してやっていたように思います。ただ、この先生の雰囲気でやってしまうと、聴講される人たちとの距離がどんどん開いてしまいます。無意識のうちに、先生と生徒という関係性が出来てしまうんです。そこで、何度か講師をやって以降、なぜそうなってしまうのかを冷静に考えてみたんです。

尊重すること

ついつい教える意識ばかりが強くなってしまうため、先生と生徒になってしまう。であるならば、そういう意識をまず変える必要がある。そこで、同じような土俵で話をしているように心がけました。「教える」のではなく「伝える」。伝えるだけでなく、話を「聴く」ということ。はいはい、と頷いてきけばいいんじゃなくて、いろんな話に耳を傾けて、積極的に聴講されている皆さんと話をしながら進めるようなスタイルを模索するようになりました。セミナーや研修の内容によっては、話をし続けないといけないため、それが正直私も苦しい時はあるのです。相手の話を聴くチャンスを得られないわけですから。

話を聴くチャンスを得られた時には、出来る限り丁寧に答える。相手の反論も素直に受けとめる。そこで勝った負けたのような気持ちを持たずに、尊重して聴くのです。講師と対立をして、いわゆる「なめている」ような態度をとる人がいても、そういう人がいる、という目の前の現実に向き合えばいいだけの話です。相手も人間であるわけで、その人の事を尊重して、耳が痛いことであっても耳を傾けて話は聴く。これを忘れてはいけないでしょう。

欠けているのではなく満ちている

私の尊敬している方がおっしゃっていることです。「一つの円と欠けている円を見た時にどちらに着目をするか?つい欠けている円が気になると言いがちであるが、マネジメントをするさいには、欠けているところを見るのではなく、円が一つ出来ているというところを見る必要があるのだ」と。講師として人と接する時も、相手が自分と比較して「欠けている」などと思ってしまうから、先生と生徒の対立構造が生まれるのではないでしょうか。欠けていると思うよりは、今の自分の円が一つ出来ている状態に目を向けて、その円をさらに大きくするのか、または輪郭を強固にするのか、という姿勢が大切です。その姿勢があれば、お互いに尊重しあった状況でお互いの目的に沿って物事は進行していくわけですから。欠けているところを見るのではなく、満ちている事実をとらえて、さらなる満ち足りている状況を形成していくべきでしょう。

そう考えていくと「相手尊重」という精神は忘れてはいけないですし、それを日々態度で示していくことで、自然と相手を尊重することが出来るようになります。どこか上から見るような、小ばかにしたような姿勢で接していては、いずれそれは相手に伝わってしまうものですからね。

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コミュニティで求められる相手尊重の姿勢

コミュニティ内の関係性が強く求められるケースほど、相手を尊重する姿勢は問われます。つながりを強くしていきたいのであれば、年長者と年少者の関係がまず出てきます。仮にそうであっても、年長者は年少者を見下してはいけない。一人の人間であること、その人の背景には様々な生きてきた道があるということです。様々なというけど、そんなに長く生きていないとか、そういう議論ではありません。どんな人の生き方であっても、その背景には一人一人のストーリーがある。だからそれは無下に扱ってはいけないのです。パワハラをしてしまうような人間は、尊重のかけらも相手に対してもっていない。自分しか尊重していないんでしょう。そんな人間を仮に年長者であっても、見習ってはいけません。

相手尊重の姿勢。カウンセラーであり、コンサルタントである私も自戒の念を込めて、持ち続けたい姿勢として強調したいです。相手尊重を自然に実践できる人になるために。

 

 

 

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