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コミュニティへの思い

桜が咲いています。日本橋の端で静かに咲いてます。

こうした桜を撮る趣味を持つ方があちこちにいました。あるいは、日本橋あたりで写真を撮ってインスタにアップしそうな海外の人たちもいました。

みんな楽しくやってますね。どこからきたかは分からずとも、楽しく桜を見る姿は共通ですね。

私は、人の集まる場所って、同じ方向を見ているということが欠かせないと思います。なんか共通の目的みたいなものがあり、その共通の目的を抱く方々から出てくる思いは、やはり同じ方向を見ているんです。

そんな場所になるとしたら、様々な役割を担います。桜を楽しむ場所ならば、撮る人だけでなく、被写体になる人、カメラをセットする人、ひたすら周りで盛り上げる人、周りの人の迷惑にならないように規制をする人。役割が多岐に渡り、その中で同じ桜を見ている。これは集まる場のあるべき一つの理想形のように思います。

だからこそ、各々の役割を担うに応じた訓練が必要になりますし、役割を担うために様々な場での経験は必要になるように思います。カメラを撮る、写る、人の導線を守るなど、桜を楽しむ場所でも必要になりそうなものは山のように溢れています。

コミュニティという言葉は、コミュニケーションからもつながるものですよね。同じ方向を見ながらも様々な役割を担う人たちは、その同じコミュニティの中でたくさんの言葉を交わします。言葉を交わしていくその連続が、コミュニケーションの場をつくりだします。

コミュニケーションの場になり、なおかつ集う人たちが、同じ方向を向いている。大なり小なり、コミュニティはあちこちに存在しているんです。

そんなコミュニティが安心安全に保たれるからこそ、楽しめる。桜を心ゆくまで楽しめてしまうんです。

日本橋の桜を見ながら、こうした町中にも、輪郭があるかないか不明瞭でありながらも、コミュニティって発生していくものなのかなと思いました。

桜に彩られた都会の小さなコミュニティの脇を通り過ぎていく。

新しい春と新しい年度はもうすぐそこです。新しいスタートにみなさんはどんなコミュニティにいるんでしょうか?

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