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中学の先生に?~キャリア教育の場でプレゼンを伝える~

地域で無限の可能性を拡げていく。経営理念に、「人、組織、コミュニティの無限の可能性を拡げ」と弊社では掲げています。その理念に沿っていることもあってやりたかったのがキャリア教育に関わる取り組みです。今日は、市のキャリア教育支援事業の一環で、富士市内の中学校に講師として伺いました。

今回のテーマはプレゼンテーションについて話をするというものでした。プレゼン講座です。こういう取り組み、とてもいいですね!

今、学校に限らず、様々な場でプレゼンが重要視されています。私は、これまで仕事や勉強会、社外活動、社会起業塾、研修やセミナーなど、おそらく2000回近くはプレゼンをやったと思っています(ちゃんと数えたことはないけどそのくらいはやってます)。1分程度のショートプレゼンから長い時間のプレゼン、講師などで長時間のプレゼン、これらを全て含めるとそのくらいの数は経験しています。プレゼンの場で、聴講者の行動変容を確認できたり、気づきの声をいただいたり、相手から喜びの声をいただいたり、たくさんの拍手をいただいたりなどなど、様々な効果をプレゼンの後に実感してきました。さらには、営業としての仕事でもパワーポイントで作成した資料でのプレゼンの場面はありましたし、とにかく数はたくさんこなしてきました。

そのかいあってか、人前で話して、言葉に詰まってしまうことはなくなりました。未だに人前で話す直前は緊張はしますが、緊張してしまってどうしようもなくなってしまうということはないです。今年の春には、IT技術者向けの新入社員研修でプレゼンテーションの講座を担当し、受講者13名中13名から5段階評価で5をいただきました。こうした経験を積み重ねてきますと、どんどん自信はつきます。

プレゼンが思うようにいかなくてへこんだこともありました。聴いている人たちからダメ出しされまくったことも何度もありました。プライドが傷つき、本当にもう逃げ出したくなったこともありました。また、悔しくて涙を流して、泣きながら妻に話を聴いてもらったこともありました。自律神経を悪くする前も同じようなことがありました。こうしたきつい経験を重ねているからこそ、中学生に話してほしいと言われるような今日の時間を得られたのかもしれません。時間がなくてそのあたりのことをもっと話しても良かったなぁと。

プレゼンは、いかに相手に伝わるようにするかが大事です。今日はプレゼンにおいてはゴールを持つことも大切、と話したのですが、それ以上に、聴いている相手がどう動くかが大事だと強調しました。相手に向けて話をするのがプレゼン。自分のためのプレゼンではないのです。仮にうまくいかなかったときであっても、振り返って改善事項を見つけて次のプレゼンで活かせるのであればそれでOK。反省を長くしても先には進めません。鬱っぽくなっていた時は、ずっと自分を責めてました。まさに自分のためのプレゼンでした。それでは前進も成長もしないのです。

中学生の皆さんはいったい今日はどんなことを感じてくださったのでしょうか?プレゼンを聴いて、なにをこれから実践していこうとしているのでしょうか?彼らのために取り組んだプレゼンでしたので、彼らがどうなっていくのかが楽しみです。

今日は講師が私以外にもうお一方いらっしゃいました。もう一人の講師の方からは、プレゼンテーションの姿勢や心構えをたくさん話していただいたので、私はとにかく伝えたいポイントを絞って伝えることに注力しました。こうした講師同士のコンビネーションも、相手の方々にどう行動をしてもらうかを考えるうえでは大切です。もう一人の講師の方のスキルの高さに私も刺激を受けて、めいっぱい伝わるように伝えましたね。

プレゼンをやりきった後の最後の拍手ってとても嬉しいですね。今日もたくさん拍手をいただいて嬉しかったです。プレゼンの相手である中学生の皆さんに伝わるようにやったとはいえ、自分にとっても大切な時間。良かったです。

来月は、他にも別の中学校にうかがいます。またテーマが異なるので楽しみです。今日のことを活かして次に繋げます!

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