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楽習(がくしゅう)には欠かせない愛と感謝~素敵な偶然からつかんだ輝かしき未来~

何か運命を感じる予感がした品川。今日は社労士の藤咲さんとのマンツーマンセミナーに臨みました。

学びは楽しく進めていくもの。決して講師が命令してやらせるものではない。講師がやってみせて五感で感じてもらうように進めていく。企業での人材育成の世界に飛び込んでから好きな学びのスタイル。自分が講師を務める研修やセミナーで導入していた学びのスタイルで、体験を重視したやり方。このやり方に近く、なおかつ藤咲さんの様々なノウハウや考え方が詰まったものをマンツーマンで学べたこと。これがとてもプラスになった1日でした。「楽習インストラクター講座」です。

効果的で新しい教え方の仕組みとして提唱された「楽習」。学びの場に集う人たちの笑いがあり、そして単に楽しいだけでなく、記憶に残って気づきがもたらされる学びのスタイルです。知覚と身体全体を用いて、気づきから行動に移していくことを促進する学び。これらを「ストローク」を用いて場を形成していきます。

心身の健康を保つために用いるストロークとは、「笑顔、あいさつ、『はい』の返事、褒め言葉、拍手」。これらを人々は得ることにより健康を保てる。その健康を害する方向に持っていくような「ディスカウント」ではなく、ストロークで健康を維持するために栄養が補給される。この考え方が流れているからこそ、楽しくて印象に残る学びの場になるんですね。

こうした楽しい学びの場を形成するためには、「楽習」のインストラクターの存在は、偉そうな講師であってはならないのです。体験して学ぶ場をダイナミックに創り出す演出者のような存在であること。私がかつて青山学院大学で学んだワークショップデザイナーは、コミュニケーションの場づくりの専門家といいますが、それとは異なる文脈ですが、心地よい場を創り出すインストラクターであることがどちらも求められるのだと思います。

だからこそ、「楽習インストラクター」には自身の感覚を磨いていく必要があるのです。話がうまければいいだけではない、受講者に指示だけして自分は何もしないということでもない。自らがまずやってみせて、参加する方々と共に感じあうことが要求されるように思うのです。表情豊かに笑う、わかりやすく表現するなど、共に感じあうことで、受講者に感情で記憶に残してもらい、それに基づいて行動に移すように進めていく。楽習インストラクターには、感覚をたくさん使って、とにかく楽しく自らが率先して学んでいくような姿勢が要求されます。まさしくファシリテーターのような存在です。

今日のセミナーで私は大きく2つの気づきを得ました。まず1つめは、「愛」の存在の大切さです。「アイコンタクトと笑顔、握手」という行動を通して場を明るくする。これを受講者全員がお互いに実施すると、場が明るくなり、空気の流れがよくなります。怖い目線を互いに向け合うのではなく、愛が込められたまなざしで相手を見つめ、笑顔、そして握手をする。人々が元気になるためには、究極は「愛が必要」だということです。人への愛は様々な立場の方々にもたらされますし、愛の形も様々です。しかし、その「愛」があれば、人は元気になれるのです。まさしくビタミンI(アイ)の補給が欠かせないということです。ビタミンBやビタミンCではないのです。ビタミンIです。

そしてもう1つは、感謝の心を持って研修に臨む姿勢が必要だということです。楽習インストラクター自身に感謝の心があるからこそ、受講者に感謝の必要性や、学びの楽しさを五感で感じるお手本を見せられるのです。家族への感謝、身近な人たちへの感謝。こうした感謝をしっかり言葉で相手に伝えられるかどうかです。目だけ見て感謝、では伝わらないのです。そう、目は口ほどにものを言わない、のです。言葉は伝えなければ相手に届きません。

「見ればわかるでしょ」と面倒くさそうにコミュニケーションをとってしまうと、相手に感謝は伝わらず、うわべだけのものになってしまうのです。直接感謝したい相手には感謝を言葉で伝えなければ、相手に感謝を伝えられなかったという後悔ばかりがたってしまうこともあるのです。親子関係ではそういうことが特に起こりうるのかもしれません。なかなか恥ずかしくて親や子に感謝を言葉で伝えることがない、というのが多いですからね。

組織の業績向上のためには、楽しい学びによる考え方を取り入れた人材育成の仕組みの導入は欠かせないと感じます。その学びを促進するためには、楽習インストラクターに必要なのは、自らも五感を磨き、人にそれを教えることで学び続ける姿勢が必要であると実感しました。

藤咲さんの考え方の根底に流れているものは、褒め言葉カードセミナーのベーシック、アドバンス、そして楽習インストラクター講座と学ぶことで、私は、藤咲さんの愛が詰まった、「学びという名の贈り物」をいただいた気がしています。受講者の方々に対してだけでなく、私たち研修講師として更なる成長を遂げようとするコンサルタント、士業の方々へ向けられた愛も存在するのです。私は藤咲さんのこの愛を受け取るとともに、更に藤咲さんの考え方を深く学ぶことで、自らのフィールドで、人材育成を通して組織やコミュニティのために貢献したいと思っています。春からは、次のステップとして、藤咲さんの経験や考え方がいっぱいつまった場で更に吸収を継続し、これまで私が経験して積み重ねてきたものに、さらなる彩(いろどり)を加えていけるようにしたいと思います。これによって、誰にもマネできないような人材育成コンサルティングができそうな予感がしております!

相手を明るく元気にして、夢や希望を与えていく。人や組織、コミュニティの無限の可能性を拡げ、誰もが幸せを実感できるような社会をつくっていくためには、藤咲さんの考え方を落とし込むことは欠かせません。社長として社会のために貢献できる経営を行いながら、幸せな社会、みらいを創り出すために進んでいこうと誓いを新しくした1日になりました。

いつもよりも、何か優しく心が洗われて感覚が研ぎ澄まされたようになっている。そんな私の姿を感じます。これから自らが率先して楽しく学びの場づくりを進め、地域の人材育成に貢献していきたいと思います!藤咲先生、ありがとうございました!

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