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のびのびとした学びの場を子どもの頃から提供していきたい~子どもの学びの場見学から~

9月になりまして最初の営業日。今日は始業式をやった学校も多かったようで、日中から学生や生徒や児童が多かったように思います。今日は埼玉県方面に仕事で出かけていましたので、埼玉方面の学校はそういう学校が多かったのかもしれません。路線バスに乗ってみたら半数以上が制服の子たちとか、ざらでしたね。

そんな中、今日は営業の合間を利用して、青学WSD(ワークショップデザイナー)同期が教室の責任者をされている公文式の教室におじゃましました。

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公文の幹部のように思われたみたいですが(笑)、あくまでも教室見学。学びの場が学校以外の場所でも形成されているケースで、いわば学習塾の一つの典型。公文式は昔からありますけど、いまだに子どもたちの基礎教育にはもってこいなんだと思います。頭の学習を集中的に1時間程度やればOK。その後は外で遊ぶなり、みんなで家でわいわいするなり、好きなことをすればいいんです。今日は始業式の影響もあってか、勉強に来ている子どもたちが多かったですね。

1人1人取り組む勉強の内容は違います。基本となるものを徹底して勉強して身につける。テーブルに座って一人一人が取り組んでいて、大人の指導者さんや、OBOGさんも交じってみんなで一つの場をつくる。特に誰かが音頭取って教えているわけでもないのですが、自発的に学ぶようにするための、ワークショップ的に言えば環境デザインをやったうえで勉強が始まっているという印象です。小さい子は大人の指導者の方々が付いていますね。数を百まで数えられるようにするとか、計算問題や国語の問題を解くなど、とにかく基礎となるものをどんどん学んで取り入れているわけです。ただ、強制されることなく、自分のペースで、間違いがあれば採点をする方々がチェックをしている。でも、間違っても怒るとかそんなことはもちろんなしですね。

安心な場というか、何か失敗をすると叱られるという場にはなっていないので、静かに自分で周りは気にしつつも、自分の教材に向かっている。こうやって子どもの頃から自律性を育む場所があることがとても素晴らしいと思いました。指導者の中心にいる僕のWSDの同期の方が、またとてもニコニコされて前向きな方ですので、いい環境づくりの一つの要因になっていると思いました。

今後プログラミング教育も入ってくるし、また、グローバルを意識すると、公文式でかつて学んできたこと以外にも、学ぶべきものは増えてくるかもしれません。であれば、昔からの基礎教育はどんどん幼少期から出来るようにするべきですよね。それが出来る場を、公文のような場がうまく引き出しているのかもしれません。

僕自身も、富士でリーダー育成などの人材育成に取り組んでいきますが、こうした子どもの学びについても、関心は持ち続けていきながら、場合によっては、今後子ども向けの自発的な学びの場をつくる方向に舵をきれればという構想も持っていこうと思います。

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帰宅したら、准認定ファンドレイザーの認定書が届いてました。新しく自身の領域を広げる機会を得ました。社会貢献の一環で、ファンドレイジングは、民間の営業向けコンサルをやってきた経験の延長線上で、支援ができればいいと考えているテーマです。さらにレベルアップを重ねていき、まさに子どもが安心して学べるような場を、非営利の団体によって運営するなどの構想も持っていこうと思います。そのためにも自身の切磋琢磨は必要ですね。

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