指導の在り方~20年前の新入社員に対しての指導ではだめ~

4月も半ばになると、新入社員は現場に配属されて新しい業務を担います。どんな業務であれ、「まずはやってみること」と教えられていますので、どんな業務でもやらされてしまうわけです。

うん?やらされるってどういうことですか?

とにかくやれ!

昔はよくあったと聞くのですが、例えば、営業の会社であれば、新規開拓の電話と称してひたすら電話をかけるように言われます。最近はないとは思っていますが、昔は受話器をテープで手に巻き付けられて電話をかけまくるように指導されていたそうです(本当かな?)。少なくても、私が社会に出た20年前くらいはそうだったのでは?

そこまでではないにしても、電話をかけることをやってもらう時に、「とにかくやれ!何件やれ!」ということを指示されてなりふり構わずやらされるのです。マニュアルのようなものを渡されて、電話がつながったらそれを読むように言われる。そんなんで仕事がとれるほど甘くはありません。「とにかくやれ!」というような曖昧な指示をするから、うまくいかないのに、それをわかっていてやるからおかしい話です。

名刺交換を街中で

これも数年前はよく見かけましたが、いまだにあるんでしょうか?大きなターミナル駅に行くと、不自然な位置で立っているサラリーマンがいるんです。その人が近づいてきて声をかけられることあります。そして、「名刺交換をさせてください」って言われる。意味がわからないんです。

どうやら名刺交換をさせることで、何枚も集まることが目的になっているようです。ある一定枚数を集めて、見知らぬ人に声をかけて度胸をつけさせるとか。ばかばかしいです。そもそもいろんな会社の方々の名刺の経費が非常にもったいない。そんな輩のために、名刺を渡してしまうのは残念です。名刺交換を強いられている新入社員よりも、それを指示する上長のおかしさにあきれます。ひたすら声をかけて名刺交換をするというのも、度胸試しなのかなんなのかわかりませんが、正直無駄な仕事であることは間違いないし、新入社員の育成にはとてもじゃないけど、ふさわしいものとは思いません。

具体的な指導を

かつて新入社員だったころにひどい仕打ちを受けた。だから今の新入社員にも同じようにする、などと考えるのは愚かしい事このうえありません。今と昔は違うんです。ちょっとしたことで、理不尽なことが一挙に世の中に拡散するような世の中ですし、今の世代の方々の特徴も理解しておく必要はあるのです。

今の世代の新入社員は、具体的にやり方を伝え、その意味・意義を伝えてあげれば、面白がってやれる人たちは多くいるようです。かつて、あるシンクタンクで、今の新入社員に代表される若手社員が、上司に対して何を臨んでいるかというと、「成長の支援」や「自分を導いてくれる」ようなことだそうです。となれば、具体的な指導内容をきっちりレクチャーすれば、どんどん伸びていく社員は多いということになります。

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海の先の景色のように、可能性いっぱいの、広い見通しをもっている新入社員に対しては、出来るだけ具体的な指導をするように心がける必要があります。「いいからやれ」「とにかく電話すること」のような、曖昧な指導はもう時代遅れ。そんなのは一刻も早くやめて、出来るだけ具体的な指導を通して、早く戦力に育て上げる育成をしていきましょう!

 

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