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想いにおもいきりアクセスしよう!~木に見立ててみる~

昨日は地元での活動時間が長く、とても有意義な時間を過ごしました。そんな中で、最近地元の方々と関わるときによく言っていることがあります。

「なぜやるのか?その想いはどこからくるものか?」

なにか新しいことに取り組むときについつい、「どんなことをやろうか」という手段から入っていきがちです。特にワークショップ界隈ではそういうのが多くて、アイデアがとにかくいっぱい出るけど、一体何のためにやるの?という疑問にぶち当たる場面を多く経験しました。それがモヤモヤした感情を引き起こしてしまうのですが・・・

ですので、最近は、ビジネスを新たにやろうとか、新しい団体や組織を立ち上げようなどの話が出てきたときには、「なぜ?」と問いかけるようにしています。なんのためにやるのか、というものが明確にならないと、結局は頓挫してしまうことが多いのです。様々な活動を拝見していて、まずはやってみようという話もよく出ます。ただ、まずはやる、もいいのですが、そこに想いや共感できるものがなければ、一回なにかをやって終わりになってしまうのです。自分の中にある想いに触れて、そこから共感できるものがあり、それに基づいて活動をしていかなければ、満足いく形にならずに終わってしまうこともあるでしょう。

昨年10月と昨日に地元の方に向けてやった「talk tree workshop®」は、まさに社会の中で何かに取り組もうというときに、社会の中に身をおいて自分の活動を俯瞰し、循環しているものがあることで何か自分の使命に気づくかも、という期待感をもって導入しているものです。一昨年に認定ファシリテーターになり、独立してからこれまでに数名の方に取り組んでもらいました。自分の中に秘めた想い、それが組織や団体となれば、組織や団体の理念を振り返る基礎になるというものです。自分たちを木にたとえて、それが社会の中でどのような存在であって、その木の果たす自然界での役割はなにか?単にミッション・ビジョンを考えるとしても、なかなかうまく文字化できない、そんなときに使ってもらっています。昨日も、富士市で活動をする意識の高い女性2人にお越しいただき、自分たちなりのミッションのキーワードを考えてもらいました。

真ん中にあるオレンジの付箋がまさにそのキーワードになるものです。様々な観点で自分を俯瞰してもらい、二人の想いを合わせてみるとどんなものになるんだろう・・・これをもとにコーチング的、カウンセリング的にかかわって気づいてもらったり、感情を出してもらったり・・・まさに生々しい時間を過ごせたように思います。

何かをやるときに、即座に行動してみるのも一つの手ですが、そこに至るまでに自分の想いがあやふやであると、行動すること自体、何か時間を無駄に費やす結果が目に見えてしまうように思います。一度は自分の想いにアクセスして、そのアクセスした結果を踏まえながら、みらいに向かっての活動を発想する。そして、優先的にやるべきと思った行動をやっていけばいいのです。

想いを大切にしてほしい。そう願います。

自分の想いにとことん向き合いたい。なにか新しいチャレンジを、個人もしくは団体、組織でやってみたい方、全力で応援します。形に囚われることなく、応援していくので、富士からみらいをつくりだす場所にきてみてください!!

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