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社員の心を大切にして販路開拓に挑むべし!

本日は東京での仕事でした。その中で、今後の戦略を考えるミーティングをしてきまして、弊社富士みらいクリエイションも、更に多くの方々に知っていただくような取り組みをしていく計画を立てました。

こうした計画を立てられるのも、多くの方々の知恵があってこそ、です。様々な専門分野の方々の力を借りながら取り組むことが多いので、それをうまく利用して、私どもが提供できることを地域にしていきたいと思います。

丸の内にあるような大企業とは対照的に、今の地域の中小企業の課題は、新たな販路の開拓です。海外市場への進出、そして、国内の今までのお付き合いあるお客様の業界以外への進出など、新しい行動をしていかなければ、なあなあでの付き合いからなかなか抜け出せないでしょう。

特に国内での市場が飽和し、新たな市場を開拓していこうというときに、海外向けの製品を持っている企業は、どんどん海外に市場をのばすべく営業活動に取り組んでいきます。こうした活動の一つ一つが、今後の企業業績を伸ばすヒントになることは言うまでもないでしょう。アジア、アラビア、欧州、南米などなど様々な市場を開拓して営業を推進していけば、業績拡大の要因にはなっていくと思われます。

ただ、市場を伸ばすとともに忘れてはいけないのは、こうした新しい施策に取り組む社員への敬意ではないでしょうか。経営者として社員を大切にする心がなければ、いずれは離れていきます。むやみやたらに褒める、優しくするのではなく、経営者として、社員を大切にしているということを示していく必要があります。最近は、幸福学の考え方も出てきていますが、やはり社員の心を大切にしなければ、新しい市場の開拓もままならないでしょう。

販路開拓のノウハウをともに顧客と考えるコンサルタントとして思うのは、いくらそういうノウハウを共有しても、部下である社員の心が組織から離れてしまえば、そのノウハウは日の目を見ないということです。ひどい場合には裏切りにあいます。ノウハウを漏洩し、逆に組織にダメージを与える因子となりかねません。こんな状況では、海外市場の開拓どころか、業績の悪化で資金繰りに窮する状況でさえありうると思います。

「やってみよう!ありがとう!なんとかなる!ありのままに!」

幸福学で有名な、慶應義塾大学の前野隆司教授が述べられている「幸せの4つの因子」です。詳細は、こちらの本に譲るとしまして、やはり、人の幸せはこの4つの言葉があるからこそもたらされるわけです。安全を保障し、健康を守り、心を大切にしている。それを組織のトップが社員に公言すれば、きっと社員ものびのびと働いて自分の力を発揮できるし、難しい挑戦も難なくクリアしてしまいます。お互いを信じ、感謝し、認め合う。そして、それぞれの存在や考え、行動を保証するのです。罰則への脅威をちらつかせる、「○○のせいだ!」と言わせるような組織では、社員の心は離れ、やがては市場や社会から追い出されてしまうような気がしてなりません。

市場開拓、販路開拓などなど、新しいファンを増やしていくためには、まずは社員の心をしっかり見つめましょう。特別に気を遣いなさい、というわけではありません。たとえば、どんなに突拍子のなさそうなアイデアを社員が出してきたとしても、まずは一回受け止めて、社員のアイデアを自社の経営に重ね合わせて考えてもらいたいのです。そういう取り組みの一つ一つの積み重ねが、長期的な視点で見た場合に、業績の向上をもたらすのではないでしょうか。販売力の強化を推進するとともに、社員の心のマネジメントもそれ以上に大切なこととして進めていくことが、これからの時代に中小企業が生き残るためには必要だと思います。

時には、こうして美味しいものを食べてお互いの心を確かめ合うことも重要です。社員の心を大切にするための取り組みです。チーム単位での飲み会の実施に際して、お金を支給する組織もあるそうですが、とても大切な取り組みだと思います。こうしたお金の使い方をしていれば、社員の心はまとまっていきますね。

販路開拓のためには、社員の心を守る取り組みをまず進めていきましょう!

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