3月25日は、母校早稲田大学の卒業式。今日はきっと早稲田・高田馬場・新宿あたりは、夜通し飲み続け、叫び続ける学生で溢れていることでしょう。そんなめでたい日に、今日は同じくめでたい気持ちを持てるような、記念すべきイベントがございました。ビジネス書作家・コンサルタントの大杉潤さんの3冊目の著書、「銀行員転職マニュアル」が発売になり、その出版記念パーティーに行ってまいりました。

大杉さんは、私の尊敬する方の中のお一人です。毎日本を読むのは、なかなか真似ができないのですが、ビジネス書作家という一つのスタイルをつくるとしたら、大杉さんは大きな目標です。それだけでなく、大杉さんの人としての関わり方、人脈の幅広さ、用意周到に日ごろからご準備されるところなど、まだまだ見習わなければならないところがたくさんあります。
大杉さんは、今回は銀行員の方をターゲットに書籍を出されました。今後の金融機関を取り巻く環境を見据え、自らの武器を見つけて、自分のキャリアを切り拓くことをご提案されています。銀行員時代のあまたのご経験が盛り込まれ、また約1万冊の本を読まれてきたご経験がミックスされた、珠玉の1冊になっております。2冊持っているので、1冊は、私の友人の銀行員にプレゼントすることにしました。
銀行員ならではの身につけるスキルが3つ書かれていますが、これらは、ビジネスパーソン全般にも必要なものです。財務リテラシー、情報収集力・コミュニケーション力、タフなメンタルと信用力。これらがある程度備わっているのは、ある意味「前提条件」みたいなものです。こうしたスキルは一朝一夕では身につかず、若いうちから身につけるための研鑽を積んでいくことが必要です。経験のある中高年の方々が高いレベルにあるのは間違いないですね。
これら3つのスキルが備わっていれば、それでいいということではありません。さらにプラスアルファで取り組むことが求められます。
その一つが、大杉さんがおやりになっているような、インプット&アウトプット。日々の読書と、その読んだ本についてのアウトプットです。日々の読書の習慣など、どんなことでもいいのでやり続けることは、自身の能力とスキルを向上するきっかけになります。ただ、言うは易く行うは難し。簡単にはできないことを大杉さんがおやりになっているのです。大杉さんの書評ブログは、とても緻密に書かれてますし、この書評ブログから実際に手に取って読んだ本は数知れず。そのときのブログもございます。コンサルタントの野口吉昭さんの本は、大杉さんの書評ブログから購入に至ったものです。

大杉さんのおやりになっていることは、そう簡単に真似られるものではありませんが、目標とする方のお一人ですので、近づけるように、日々積み重ねていきます。
そして、今日は、人財育成コンサルタントの井浦康之さんの言葉も染み入りました。「あの世に行くときには笑っていく」と。そのくらいに自分が使命とやりがいを感じられるようなことをやっていくと。90年以上人生を駆け抜けてきた、井浦さんの言葉には重みがあります。
私は、来月、人材育成コンサルタントとして、そして、ワークショップデザイナーとして独立します。みらいを担うリーダーを育てるために私ができること、人材育成のための研修やコンサルティング、カウンセリング、場づくり、出版、執筆などを、これから静岡・富士市を拠点にやっていきます。自分の生涯をかけて取り組んでいく仕事という覚悟でやっていく所存です。
そんな気持ちに再び火をつけてくださった、大杉さん、井浦さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、静岡に旅立つ前に貴重な出会いを引き寄せたのは、サードプレイス・ラボの安斎さんです。いつもありがとうございます!安斎さんと大杉さんとともに、自分の成功を祈念して写真をとらせていただきました。一つの励みにしていきます!

ありがとうございました!!
この記事へのコメントはありません。