雨がひどかった東京。故郷・富士市では雹が降ったというニュースが流れてましたね。停電もあったみたいで、さぞ、びっくりしたことと思います。この時期、急に天気が荒れるので要注意ですね。
さて、そんな雨の夜に、リンク&モチベーションという会社の勉強会に参加してきました。
以前は、モチベーションの会社、というイメージがあり、しかも、代表の小笹氏の独断的な会社のような感じもしていましたが、今や大きな企業に成長し、グループ全体で1800名くらいだそうです。改めてリンクさんがどんな会社なのかを知るために、勉強会に参加してまいりました。
ツイッターでもフォローさせていただいていた、村上拓也さんという方が講師でした。リンクさんでは、講師のことを「ナビゲーター」というそうですよ。すなわち、カーナビのように方向を指し示すような存在なのです。動かすのは参加者という考え方ですね。
商品や労働における市場の概要を、4つのキーワードで整理してくださいました。ソフト化、短サイクル化、流動化、そして多様化。こうした4つの変化をキーワードに、社会が変わってきているというマクロの話がある意味、すっきりとした感覚を覚えました。わかりやすく社会をまさに指し示すナビゲーター、リンク&モチベーションさんの存在感たっぷりでした。
人間観と組織観の話も面白いですね。特に、人間が感情で動く、という話がとっても納得!そう、結局はどんな素晴らしいプランでも、感情が支配してやるやらないを人は決めているのですよね。そして、人と人との間にある問題。関係の質とかよくいうものですね。組織内の関係性がうまくいかなければ、組織内での個人の成果はあがらない。組織も同様です。
かつて、私が所属した会社でも同じようなことがありました。その会社は1年もいなかったのですが、とにかく人間関係の中に入りにくい。真面目にやればいいのか、おどけて楽しくやればいいか、振る舞い方がわからなくてどうしていいか悩み、仕事がとまる。周囲から監視されているような感覚を持ってしまい、誰にも相談できないし、誰とも会話しても思うように物事が進まない。結局精神的にきつくなってだるさによって会社に行けなくなった経験があります。これって、まさに組織内での関係性の問題が引き起こしたのかなって思います。結局その組織内で馴染めなくてやめましたが、それへの後悔はない、ですね。
話を戻して、リンクさんの勉強会の話。社員のモチベーションを成長のエンジンにするという考え方。そのためには、見方を変えてみるというのが、出来そうで出来ない。それをやっていくことを提唱しているのです。自分の視界に固執せずに、違う視点(考える対象、時間)を持って見方を変える。すぐにその変える方向に舵をきれるかどうかが重要ですね。
ただ、どちらにしても個々の中での欲求を満たすポイントが違うのですから、葛藤は起こり得ます。そこで一人一人のモチベーションのエンジンとなるものに目を向けながら、時には大きく組織の人材配置を変えるなどの手立てによって、組織の目標達成や業績向上につなげていこうというわけです。烏合の衆だけではダメ、組織への忠誠だけでもダメ、ですね。全体の目標達成に向けて、個々の予九を統合する。それが組織の成果の最大化につながるということでした。
みらいをつくっていく人には、こうした、様々なものの見方をおさえながら、自分の属する組織やコミュニティが、どうすれば成果を出せるかを考えていく必要がありますね。自分のモチベーションの源になるものを把握しつつ、無限の可能性を拡げられるリーダーになってほしい。挑戦できるリーダーになってほしい。私のみらいのリーダー育成への願いですね。組織であれ、地域であれ、成果を最大化できる人材を育成していけるお手伝いを続けていきたいですね。
「One for All,All for One」が実現している状態を目指していくリンクさんの考え方、とても共感できました。なかなかないチャレンジです。モチベーションをひたすらあげることをしている会社なんかではありませんよ!モチベーションと日々向き合って、組織や個人の幸せを、成果を最大化することを通して実現されようとしている会社である、そんな印象を持てました。ありがとうございました!
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