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人材育成コンサルティングの仕事が最も熱くなれるもの

職場でのある時間。私はいつも以上に熱を帯びて後輩に物事を伝えました。顧客の課題を発見し、その課題を解決するためにはどんな準備をして臨むのか。何を本質的に解決するのか。そのポイントを見逃してはいけないと話しました。

営業組織における人材育成上の課題。営業現場でなかなか人が育たないといいますが、育たないのではなく、育てられていないんです。育て方がわからないのではなく、育て方が今の時世に合っていないのです。だから話がおかしくなる。

育て方がわからないので、「いいから見て覚えなさい」「一緒にお客さんのところに行くからそれでわからないことがあったら後できくから」というような指導の仕方をしているのです。このやりとりだけでもいろんな問題がはらんでいます。コミュニケーションがうまくいっていない問題、組織の中で何を課題として捉えて解決しなければいけないか、そのやり方が全くわからないという問題。

顧客のことを真に理解できていないので、どのような方向性でビジョンを定めていけばいいか、戦略はどうするか、全くわからない人は上に立っている。人、業務関連、組織、営業、こうした様々な問題が内在しています。私は、こうした問題を人材育成の観点から解決するために、人事・人材開発関連、営業部門関連、コミュニケーションのある組織風土関連などのコンサルティングを行うつもりなのです。その中から様々な問題点を洗い出して、人材育成を中心とした解決策を提示する。職場コミュニケーション活性化コンサルティングや、組織ビジョン構築と戦略実行コンサルティング、ハラスメント防止のためのコンサルティング、営業スキル向上のためのコンサルティングなどです。これらの領域のテーマを含んだ研修を様々なワークショップ型で展開して、組織全体の力を高める。

人材育成が私にとって一番楽しくて、一番熱くなれる仕事。今日組織の中で後輩にいろんなことを指導していてそう感じました。1対1ですが、その中で自分が持っているものを惜しみなくだす。これは、ある意味組織内のインストラクターの養成に活用できるようなものです。組織の中で講師として活躍できるようにするための人材を育成する。これも立派な人材育成コンサルティングによる、研修内製化支援ですね。

日本橋交差点の今日の昼間のお天気は快晴でした。あと数か月でこの東京を離れますが、離れる前に、人材育成に関する仕事をしてきてよかったと心から思える時間を過ごせていて、自分を褒めてあげたいです。明日は営業のビジネススクールでの終日講義。熱い気持ちをぶつけてきます!

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