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対面の場でのコミュニケーションの力を鍛える~ボードゲームカフェでの発見~

昨日の夜は、楽しみにしていたイベントへ。

ボードゲームカフェ「リトルケイブ高円寺店」さんです。実は妻も私もゲームが好きでして、ゲームになるとのめりこんでしまうため、最近は控えるようにしています。ただ、ボードゲームは前から興味があって、「7つの秘宝」のエデュケーター資格を取ったのもその影響なんです。今回は、7つの秘宝以外のボードゲームを楽しめるカフェに何度も足を運んでいる友人が、ワークショップデザイナープログラムの同期におりましたので、行ってきました。

約1500種類のボードゲームやカードゲームがいっぱいです。年に2回ある「ゲームマーケット」で売り出されているゲームを買い付けるなどして、たくさんのゲームを完備。見知らぬ人同士が人数集まったら始まるというカフェ。この面白いシステムが魅力的です。私たち夫婦も、友人のみかんさんと他、見知らぬ人たちが集まって様々なゲームを楽しみました。最初の「コヨーテ」というカードゲーム、のっけから頭を使って取り組むので面白い!まさかまさかの展開になりうるというのが何とも面白いのです。

世界的にも有名な「ラミィキューブ」。台湾で売り出されているみたいですが、最初に出た頃よりはルールも複雑になり難しい。でも、数字をどう合わせて場に出していくかを楽しむプロセスが面白い。非常に脳を刺激するゲームであり、論理的に組み立てていかなければ上がれないような仕掛けになっているように感じました。

今回もっともはまったのは、宝石商になって宝石を集めるゲームの「スプレンダー」。これは面白いです!いろんなことを推理しながら、15点を獲得するまで宝石を集めていく。カードの運や戦略などが求められる面白いゲームです。また、ルールが決してやさしくはないので、ゲームを知っている人が知らない人に教える、アドバイスする関係がここで出来上がります。対等にゲームを楽しむという気持ちは一緒ですので、ゲームを知っている人が知らない人をいたぶるような構図はありません。お互いにルールを分かり合って楽しむのがいいのです。

何よりこのカフェがいいのは、「ゲームを楽しむ(勝つ)」という共通の目的があって、それに向かって見知らぬ人同士がコミュニケーションをとれるのがいいのです。お互いに声をかけて、手の内を見せなければ、ゲームの楽しさがお互いに実感できません。コミュニケーションに求められる「話す」「聴く」「質問する」等のいろんなスキルが求められるのがボードゲーム。ボードゲームが、対面でのコミュニケーションをお互いに取り合う場面を創り出してくれるのです。確かに、精神的に辛い思いをされている方々の回復にも一役買うみたいですし、こうした昔からあるボードゲームが、対面でのコミュニケーションの活性にいい役割を果たしてくれる。遊び心の中にあるみんなの想いが弾ければ、笑顔がうまれ、楽しい時間になるのです。

私は、富士でこういうゲームを気軽に楽しめる空間を、場をつくりたい。教育や人材育成を、こうしたゲームを通してやっていけば、その意味を落とし込むことが前提ではありますが、様々な組織やコミュニティで人材の成長がみられるはずです。ボードゲームを有効に用いて人が自然に集まる場所を提供していきたいですね。自然に集まって、集まった人たちの笑顔であふれて、地元が潤う。そのためには、もっともっとゲーム素材は必要ですね。こういうゲームが出来る場づくりのために何か手を講じてみるか、と思うこの頃です。

妻もかなりハマったみたいです。もともと私以上(?)にゲームをするのが好きだし、上手ですので、のめりこんだみたいです。私が手に持っている「スプレンダー」は早速アマゾンで購入し、自宅に届きました(笑)!早い方がいいのです。こういうのは。

いずれにしても、コミュニケーションをとるために、あるいはコミュニケーションスキルを鍛えていくために必要なものの一つが、ボードゲームです。富士に市民の方々やお友達が集まれる場所ができたら、ボードゲームで遊ぼうと思っています。

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