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評価=ダメなところを言う、だけではない

ビジネス社会、特に日本ではよくないところを指摘しあって人に恥をかかせてしまうようなカルチャーがある。そんな気がしております。評価をするのが好きな人たちが多いですよね。そこでよくない評価を受けた人には反省を促す。改善事項を述べあうのではなく、よくなかったところを得意気に言い合って人を傷つけてしまうのです。

私のように、研修やセミナーの講師をしていると、常に評価に晒され続けますから、圧力も半端なものではないわけですね。正直心が折れそうなこともあります。人ですから、好き嫌いがあるのはお互い様だとしても、悪い評価を理由なくつけるのは、何だか残念な気がしております。

特に、管理系部門に勤めている方々は評価をすることに気合を入れる人が多いですし、中には、改善との名目で説教めいた話を評価に変える方もいらっしゃるんですよね。

何か褒められていることを私は求めているわけではありません。それよりも、人のよくないところにばかり着目してしまい、いいところへのフィードバックがかけらもない。それでは人は評価をする人に対して萎えてしまいます。よい風潮ではないですよね。人が自信を無くす源泉のような気がします。

横浜方面での仕事でしたが、今日お伺いしたお客様先も、残念ながら悪いところにばかり目がいく人が多かった気がしています。何か声をかけても、自分の出来てないところばかりをPRする。きっとよくない評価ばかりされている影響かもしれないですね。集団の風土がどうしても悪いところにばかり目がいく。評価が、ある意味悪いところばかりにいくことの現れです。

人は褒められたがっているとは言いきれませんが、存在を認められたいという想いは潜在的に持っているのではないでしょうか。

決してよくなかったことばかりに固執することなく、出来ている、あるいは良いところにも目を向けていきましょう。評価にまつわる悪しき流れを断ち切っていきましょう!

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