思い出の地を笑って歩けるようになったこと。これはとても大きなことです。思い出というのは、かつて自律神経を悪くしてつらくなって休職したことがあるのですが、その悪くなったときに勤務していた会社が、今日の画像の場所にありました。
目の前にそびえている大崎ゲートシティーそのものではありません。このビルの近いところにある別のビルでした。ただ、このゲートシティーにも逃れて我慢したことはありましたよ。職場に嫌な奴が帰ってくると、その場で同じ空気を吸っていることがすごく嫌でした。だから外に出て大崎のオフィス街の間にある休憩スペースにてよく休んでました。電話で営業を1日し続けろと言われましたが、すごく嫌だったので、そんな不毛な活動はしませんでした。すると、そういう精神論で営業すべきという先輩がいて、その先輩と同じ場にいるだけでつらくてつらくて仕方なかったんです。話をしていても、小馬鹿にするんだか、発破かけるんだかわからない。だからもうつらかったですね。
講師の仕事をやれても認めてもらえなかった。あらゆるものを訂正させられ、直される。ひたすら苦しかったし、泣いて帰った日もありました。
まあ、そんな日々をよく超えてきたなと思います。超えて一段高いところに上がれたからこそ、見える景色があり、その景色から時間軸で過去を振り返ると、今は笑える。そうやって一つ一つ超えていく、上がっていくわけです。笑って前に進めるから出来る。
苦しい状況を超えてくる経験ができた人は笑いが取り戻せるんです。大崎の真昼の景色をみて、しみじみと感じていました。トラウマではなく笑えている。素敵な気持ちになれますね。
笑い飛ばせるだけの過去にできているのは、未来を見据えられている証なのかもしれないですね。
ありがたし、大崎です。
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