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できないことをできるようにしてきた~現場の問題解決には不可欠~

やはり「信じる」ことを使命だとわかってよかったなぁと。自分のことを信じることが大切と分かれば、相手を信じることができる。これは先日、大幅に書き直したプロフィールのお話です。よろしければ改めてこのページへ

先日書き直したプロフィールのことを思い出してみるとともに、自分の感じているいろいろと書きおろしてみた(書きおろしてもらいました)ことで、自分の考えていることが分かってくるようになりました。そのせいか、世の中の方々にかかわるときにも、自分をよくわかって接することができるようになりました。

職場の様々な問題を解決するお手伝いを通して、職場での仕事をやりがいのある、面白い、楽しいものと感じる社員が、仕事で成果を出せるように貢献する。

これが、まさに私が研修や人材育成に関わるコンサルティングを通して行動するときの大きな方針です。その輪郭がわかってくると、それに向かって進んでいくことで、顧客の課題解決のためにもっともっと汗をかきたいと思うのです。

そんな気持ちを確認したうえで、今日は朝から、研修講師で2級キャリアコンサルティング技能士の大西恵子さんのお話を伺って実感しました。広島で研修講師として32年間活躍。様々な現場の問題を知り、きき、そして現場の人たちが幸せになるようにする。まさに私がこれからやっていきたいことそのものの取り組みをされておられました。大西さんがおやりになっていることは、組織における現場の問題を解決するということです。現場には様々な年齢や考え方、立場の社員が多くいます。まさに、9月初頭に私がプロフィール刷新して以降、「あ、これやっているなぁ」と思えることが多くなって自信がつき、勇気がわいてきました。もちろん、今にあぐらをかいているわけではなく、まだまだ先を見据えての成長が、個人にも組織にも必要だと自覚させられました。

私が7年前に取得した資格は、産業カウンセラーです。そこからさらにキャリコン取得に進んだのは、当時、研修会社の営業として、お客様のお話をちゃんと「聴けるようになりたい」と思ったからです。そのころからずっと独立は夢見ていたので、会社に染まらない意味でCDAの取得には至りませんでした(笑)。むしろ、傾聴を学びたいと思ったので産業カウンセラーの取得を目指したのです。それが今は、職場の問題の解決にかかわるために一人一人の社員の方々のお話を面談形式で聴くという取り組みに発展したので、今の仕事にはやりがいを実感できるようになってきました。独立した今にまさに活きています。

以前、昨年の独立直前くらいに大西さんのお話を一度聴く機会がありました。そのときは、「ああ、すごい。でも大西さんのようなことは自分にはできないかも・・・」と思って自分の境遇と比べ、不安でいっぱいな気持ちが占めていました。ただ、徐々に自信がついて時間を重ねていくにつれて、「できないかも」が「できる」「やるよ!」に変わったんですよね。そうなってきた今、改めて大西さんのお話を伺うと共感ばかりすることが多かったですね。

とはいえ、まだまだ私には様々なものが必要。ですので、今回大西さんのお話を改めて伺う機会があると知り、大西さんのお話が伺えるセミナーに参加しました。大西さんと、インタビューしながらかかわってくださった、今日のセミナーの主宰でもある川畠(かわばた)さんのお二人のやりとりから気づいたポイントを3つにまとめます。

1.できないことをできるようにする

実績があることは一つの武器にはなります。ただ、そこに気持ちが強く働いてしまうと、実績がないときというのはついつい萎縮してしまいがちになるのです。しかし、大西さんが今も充実されて活動されているのは、「できないことをできるようにしてきた」ということが大きいそうです。私は最近は、時々聴いたことのないテーマや経験のないテーマでの研修を依頼されます。しかし、それに対しては断らずに、迷わずに、まずはご依頼して下さった方への感謝を示したうえでやってみようと思って提案資料をつくるようにしています。先日も、ある方から、「コンプライアンスの研修ができるか?」と質問されました。それについても実際に引き受けることにしました。相手の状況を踏まえたうえで、様々な情報と過去の経験、実例を結びつければ大丈夫だと思っています。それによって、顧客の課題解決になっていくように貢献できればいいのです。

2.自分をさらけ出して相手にかかわる

かつては、私は自信がなくて、なにかちょっと相手と距離のあるようなかかわり方をしてしまうところがありました。今は、まったくゼロではないにしても、かなりその部分はなくなりました。やはり自分を信じることができるようになったのは大きいですが、相手の課題を解決するには、相手と信頼関係をつくって解決できるようにしていくことが必要となります。そして、信頼関係をつくるには、自分をさらけ出すくらいでないと、ということです。恥ずかしいとか後ろめたいとか、人の目が気になるのではなく、見えない相手に対して自分をまずしっかりと伝えることが欠かせません。プロフィールにて自分のことをたくさん書いて使命に気づけたので、このプロフィールがまさに自分をさらけ出して表現したものとして大きな武器になります。あとは、相手の言っていることを自分の思い込みや決めつけに頼ることなく。自分をどんどんさらけ出してかかわってみるということですね。増田和芳本人をこれからもっとさらけだしていきますよ!

3.営業は相手の課題を解決するためのものである

営業という言葉がネガティブに捉えられることもありますが、そうではありません。私も営業コンサルティング会社で多くのセミナー、研修、個別企業コンサルにかかわったのである程度は理解しています。営業というのは相手に売り込む、押し込むことではありません。相手の課題を解決するために自分ができることを提供するというものです。その視点がなければ、営業で新規顧客を開拓することははっきりいって私は無理だと思います。その視点がないので、ストレスのかかる飛び込み営業を繰り返してしまうのではないでしょうか?

相手にどうなってほしいのか?相手はどうなりたいのか?そのためには今の相手の状況を知ることが必要です。相手の話をしっかりと傾聴し、相手がどうなりたいかを確認する。「今の状況」と「どうなりたいか」の間に差が出てくるので、その差を埋めて成果を出してもらうために研修やコンサルティングが存在するのではないでしょうか。大西さんがおっしゃっていた「営業力とは相手の問題を解決するためのもの」という言葉が、とっても共感しました!15年以上、私も営業の現場で、研修やコンサルプログラムそのものを営業してきたので、そのことはとても実感しています。

今日の大西さんのお話では、以上の3つが大きく響きました。狭い視野になって物事を見ていては前に進めません。私自身がどうなりたいのか、そして、どんな価値提供ができるのか。そのためには、相手を信じて話を聴く。そして自信をもって価値提供をする。改めて、今の仕事の源流になることを自覚させてもらえたので、とても幸せな時間となりました。

汚い字ですがノートに記録しました。だいたいこうしてメモをするのですが、いつもの倍以上の分量です。ここからブログには重要なところを整理して落とし込んでまとめています。このノートは自分の中でナレッジを集めているものなのです!

大西さん、そしてインタビューしてくださった川畠さん、ありがとうございました!!日曜日の朝からパワーをたくさんいただき、最高でした!!

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