昨日の深夜、富士に戻ってきて今日はスローなペースで仕事をしております。午後は少し休んで実家へ。緑のある景色でのんびりしながら、両親の元気な姿を確かめる。両親からのサポートももらい、富士に戻ってきて気力が戻ってきました。

さて、上記3冊の本を出版しておりますが、6月売上分では、プリントオンデマンド(紙書籍)部門で、まんがびと社の中で月間7位の売上を記録した本があります。「会社に行きたくないと思ったら。会社員が仕事に臨む前に心を整える5つのポイント」です。こちらの本です。少しずつでも、お買い求めいただく方がいらっしゃるのはとてもうれしいです。
この本を書いたのは、私自身が自律神経を悪くして仕事に対しての気力を失ってしまった経験があり、そのような経験を会社員の方々にしてほしくないという想いがあったからです。
このころは、周りを楽しむことや学ぶことなどをする気力も余裕もありませんでした。こうした状況をどうやって乗り越えられたのでしょうか?
いろんな方々のサポートがあり、会社以外の知人と楽しむ時間が多くとれたことが大きな要因だと思います。人とのふれあいを楽しむ時間がたくさんあり、その時間を楽しんで大切にできたことが大きいです。実は、会社以外の場でお付き合いをする人たちを増やしていたのは、一つの世界に固定化しないで生きるという想いが強かったからです。固定化してしまうと、発想が柔軟にできなくなってしまうのではないかと思っていました。実際多くの会社以外の場での人脈の拡大が自分のメンタルを穏やかにするきっかけになりました。
そして、人からのサポート以外になにか楽しむものを見つけられたことが大きいです。緑を愛でる、好きな景色を楽しむ、ちょっと出かける際にはこだわりをもって行く場所を決めて出かけるなど、今までの自分自身にはなかった発想をもって、会社の仕事以外に臨むようにしました。以前は資格試験の勉強が、仕事以外の時間では大きく占めていましたが、徐々にレクリエーションを楽しむ時間に変わっていきました。結果的に様々なものを見る視点が拡がりました。新しいものへの興味関心も高まりました。

歴史的なものを見る時間も取れました。もともと日本の歴史が好きだったので、城や史跡を見るのが好きです。昨日は大荷物を抱えての移動だったので、写真にある国宝の松江城に入ることはかないませんでした。ただ、こうした城を遠くから見るだけでもワクワクします。春には会津若松城に行きましたが、今回は松江城をこうして遠巻きにでも見れたのはとてもよかったと思います。気持ちがほぐれるという点からも、城を見るのはやっぱりいいですね。気持ちをやわらげてくれます。
自分なりに心を元気にする方法を見つけることが、心を整えて仕事に臨むようになる近道ですね。
これからの時期、これは会社だけでなく学校に久々に行く場合にもあてはまることです。学校に久しぶりにいって、気持ちが滅入ってしまう子どもも出てきます。あるいは学校にいく気持ちにすらなれない子どもたちもいるでしょう。
子どもたちにも心を整えるポイントを伝えたいですね。ダイレクトに伝える機会があれば伝えたいし、そうでなければ、このブログを読んでくださる親世代の方々が、子どもたちに伝えてほしいです。自分なりに心を穏やかにできる、リラックスできる方法を見つけてほしいと。「勉強しろ」「学校行きなさい」と言う前に、まずは子どもも大人も心を整えてほしいです。今日紹介した本の中に書いてあることや、ここまで書いてきた私の経験が少しでもご参考になるとうれしいです。
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