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平成の振り返り・後編~人材育成のこだわりや使命を感じた時代~

世間はどうも大みそかのような雰囲気です。富士市は雨があがり、新しい時代がくるのを緩やかに待っているような感じがしています。

平成の振り返り・後編です。前編はこちらから。

実は、それなりに今まで書いたものがあったのですが、一挙に消えてしまいました。きっと、辛い事を振り返って感傷的な記事を書いていたので、「もう振り返るな!」ってことかもしれません。あまり辛いことは書かずに振り返ります(笑)。

平成16年に人材育成の業界に飛び込み、株式会社日本マンパワーという会社に入りました。そこから、私の平成後半が始まりました。

この組織の人材育成という仕事との出会いが、過去の原体験と結びついて、今の独立のきっかけにつながったのだと、改めて思います。資格にこだわって社労士になって独立しようか、という夢があったものの、結局その先に何をしたらいいかわからず、社労士を取得するのは、6年の受験期間を経てあきらめました。結果が伴わなかったのも、一つの運命なんだと思います。ただ、この社労士を取るのを止めるという決断が、私の人生を変えるきっかけになりました。

日本マンパワーに入社してからは、人材育成の手段である研修や教育のコンサルティングと、その人材育成の仕組みをつくる人事制度設計やマネジメントへの興味関心が高まりました。社会保険労務士でなくても、人材育成に関してのコンサルタントとして、研修講師や研修を企画する専門家として活動することが、自分の生きる道なのかもしれない。そんなことを感じるようになりました。実際に面白かったですからね。

そして、平成26年から27年にかけての冬の季節。大きな転機が訪れます。この時期は自律神経を病み、仕事にいくことができなくなりました。仕事をしようとしても、全く気持ちが湧き上がらずに辛いだけ。当時の職場で、侵されたくないことを侵されて、人として尊重されることもなく、まともに周囲とコミュニケーションをとることすら辛くなりました。そんな状態で仕事をしても、なにも面白くない。本当に辛くて、外の夕陽を見ていると空しくなったものです。

しかし、私はそこでふさぎ込んでばかりいたわけではありませんでした。環境を変えるために行動しました。いろんな方に自分のことを素直に人に語りました。評価を恐れずに自分の陥っている状況を話して、今のつらい日々を脱却する。その想いを貫いた結果、平成27年にはコンサルティング会社に転職を果たし、辛い環境から自らの手で脱却できました。この会社で、今までの経験に活かしながら、研修講師やコンサルタントとして、人にかかわりました。この経験を多く積んだことで自信を得て、さらに人材育成に対して自分がやりたいことを追求していきたくなりました。

営業人材育成から、組織の人材育成へ。自分の活動の幅を広げるとともに、拠点を地元に移す。そんな気持ちになったのも、平成27年から勤務した会社で働いた経験が大きかったです。

自律神経失調から回復し、自信を徐々に取り戻す過程で、地元に戻って貢献しようという意欲が高まりました。かつては、資格が独立の一歩のような考えがありましたが、自分のやりたいことで事業を創り出して社会に貢献していくことが一番であると思うようになると、資格取得に強いこだわりは持たなくなりました。結果として、様々な資格を取得したのですが、これらは、私が、好きなことを貫くためには必要だと思って取り組んだ学びの足跡なんだと思っています。

自分がやりたかったことを総じていえば、人材育成を通して組織や地域コミュニティの課題を解決する。学びや教える場を創り出すことが、私が取り組むことであると心の底からやりたい気持ちが湧き上がってきました。得意分野の研修講師、セミナー講師という立場を踏襲しながらも、地域で学びの場を醸し出す、創り出す。そこには多くの人が介在するので、コミュニケーションが発生する。では、コミュニケーションを生み出す場をつくるプロになるためには・・・そう思って必要な学びと経験を重ねて、認定ワークショップデザイナーとして自分を高めていくようになりました。職業としての仕事だけでなく、有志の集まりを創って勉強会をやったことも、学びや教える場を創り出すことが好きという自分の想いが形になったんだと思います。(プラスオン!という活動ですね)

人材育成を通して組織の、地域コミュニティの課題を解決する。それが人材育成コンサルタントという専門家であり、ワークショップデザイナーという専門家でもあり、研修講師という専門家でもある。私はそう思います。

平成30年から31年へ。このタイミングで私は独立を決意しました。くしくも、元号が変わるタイミングとなったのも運命でしょう。未来への希望を持って地域を拠点に独立し、地域を一つのベースに、様々な舞台で貢献できる人材になる。プロフェッショナルになる。地域に貢献しながらも、そのために、様々な組織やコミュニティの課題を解決する。そんな働き方、生き方を貫けるチャンスが到来したのです!!

そして、いよいよ、明日から、私の想いを実現するために創った会社、「合同会社富士みらいクリエイション」が世の中に登場します!営業開始は5月7日、連休明けですが、この会社は明日から世の中に出てきます。登記も終えていますし、この打ち合わせ兼相談スペースも出来上がっております。みらいを切り拓く場所としてふさわしいところから、新しい学びの形を創り出し、みらいをつくるお手伝いをしていきます。

一緒にピースをしているのは、富士市でストリートミュージシャンとして歌い続けている「よねよね」さん。彼の活動は、みらいに向かっての挑戦です。分野は違えど、同じように、みらいの富士市に目を向けて活動している仲間の1人だと思っています。今夜もJR富士駅北口の広場で唄うそうです。応援していきましょう!

明日から、合同会社富士みらいクリエイションは、動き出します。代表に就任し、組織やコミュニティの人材育成と地域の教育・生活支援をテーマに事業を推進してまいります!

そして、このブログは、みらいを創り出すにふさわしい内容を綴っていこうと思います。引き続き、令和の時代もよろしくお願いいたします!皆様、よい時代を!

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