富士にきて3日が経過しました。富士の空気に慣れてきて、逆に都会の空気が馴染まなくなってきてます(笑)。長年住んだ土地に戻れて、気持ちも落ち着いてきたんだなぁと感じます。
ただ、一つ大きなイベントが残っていました。今まで住んでいた矢口の賃貸マンションを完全に明け渡すときがやってきました。今日はその明け渡しのために、今まで住んでいた東京の住まいへ。13年の様々な思い出がある部屋へ、最後に訪れました。

住んでいた部屋から眺めると見える雲。前方の鉄塔の向こうには、多摩川が流れています。この景色をみて日々を過ごしてきたことになります。辛いときも、嬉しいときも、喜ばしいときも、悲しいときも、眺めてきた景色です。様々な時を超えて過ごしてきた部屋とも本当に今日が最後。秋の空を眺める空しさ、夕暮れの物寂しさも含めて、様々な気持ちを感じたのがこの景色でした。
この景色の見える部屋の明け渡しはスムーズに終わりました。大きな汚れや傷もなく、一部敷金が戻るくらいで済んだことになります。
矢口渡の商店街で用事を済ませて、蒲田へ。蒲田には、私たち夫婦にとって思い出のお店がありました。よくランチを食べたのは、つけ麺のお店。銀次郎というつけ麺のお店には、何度も行きました。他のお店でつけ麺を食べても、この店に戻ってくるというくらいに、好きなお店でした。私は普通のつけ麺を、妻は、辛つけ麺をいつもオーダーしてました。今日もそれは同じです。

このつけ麺、もう容易には食べられなくなります。今日が最後だと思って、しっかりと味わっていただいてきましたよ!
13年間、何度も行き来した街にもう来ないと思うと、寂しさはあります。いろんな思い出と経験が、これからの富士での新しい生活に活きてくることは間違いありません。
さようなら。矢口の街よ。また会う日まで。
この記事へのコメントはありません。