秋なのか?春なのか?よーくわからない陽気の日々が続いてますね。体調を崩さないように気をつけなければと思います。まあ、すごしやすいんですけどね。
ところで、「努力」という言葉、皆さんはどう捉えていますか?昔から「努力をする」なんてことを言われ続けてきて、私の中で努力は自分の代名詞だと思ってやってきたことがあります。漢字テストの勉強や計算テストの勉強、特に勉強は努力してとにかく毎日やる、と、言われてやらされてきたという人間です。
ただ、この努力をどんな方向に用いるかによって、単なる苦痛になりかねないことがあります。例えば、営業活動という行動にあてはめてみると、とにかく数をやれと言われてやるような、飛び込み営業やテレアポイントは、そんなもの無駄です。努力して1件まずアポをとると目指すとしても、努力の仕方を間違えていては、苦痛なだけ。やって満足した、というだけになります。それで武勇伝のように飛び込み営業を何百件もやった、みたいなことを言う方がおりますが、それを他の人に薦めてほしくはないですね。
仮に飛び込み営業やテレアポをやるにしても、目的や目標を持って取り組むとか、何か正しいと思えるやり方で行うとか、そういうものがなければ、お金と時間の無駄になると思います。成功してきた人が、よく飛び込み営業やテレアポをやるべし、と人に堂々と語っていますが、そういう人はきちんと目的や目標を決めたうえで、正しい方法論を身につけてきたという前提があるのかなって思うのです(そうじゃない人もいるみたいですが)。断られるのは確率的に多くはなりますが、根性でとにかくやりきろう、度胸をつけようとか、そんな考え方でやるのであれば経費の無駄になるので、やめたほうがいいですよね。そういう方々が、例えば路上で名刺を配るようなことをやっているように思うんですけどね。
正しい努力をするということが必要なのです。徹底した準備をしたうえで、これでいけるぞ!という準備をしたうえで、行動に移す。その正しいやり方をどうやって設計するか。何かを行動することも大事なフェーズもありますが、そこに向けて徹底した準備をすることが大事なフェーズだってあるのです。もちろん、永遠に準備をしていてはNGです。メリハリをつけて、準備はここまでにやると、期限を決めてやらなければいつまでたってもやらなさそうです。
あとは、料理の修業や何かのお稽古もそうです。正しい方法を教わって練習に取り組むのであればいいのですが、とにかく根性をつけろとか、やることに価値がある、みたいな指導では正直無駄な努力だと思います。何を目標、目的にしてやるのか。そのためにどのような方法で行うのか、そういったものがつながらないでとにかく努力しなさい、ではやらない方がいいですね。何を料理でつくるのか、どこまでの習熟度に上げるのか、何か目標となるものをしっかりと設計してやらなければ、空しいだけではないでしょうか。
目的や目標を持って正しい努力をすれば結果はついてくる。私は営業の研修やコンサルティングをする際にはお伝えしている言葉です。正しい努力の方向性を決めずして何になるのか。正しい努力の在り方とはなにか?努力をするというのならば、正しい努力の方法を探していきましょう。一緒に。徹底的にお付き合いしますよ!
蒲田は今日は賑わってました。正しい努力を出来るようにしたい方をどんどん応援していきますし、私も努力の方向性を間違えずに行動していきます。
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