事業や組織への想いを受け止める。組織内のそれぞれの立ち位置で、事業に対しての想いが強い中で、組織自体がなかなかうまくいっていないケースよくあります。特に非営利組織においては、その傾向が強いようにも思います。社会的な課題を解決するために立ち上がった組織は、とても社会に対しての貢献意識が強いのですが、その強さが先行してしまい、組織を束ねられる人材がいないというのが実情です。
そんな状況に直面するからこそ、外の方々の力を借りようという発想になるのでしょう。いつまでたっても変わらない状況にイライラとしているのはわかりますが、結局のところ、その状況に対して打ち手を考え、実行に移せるだけの人がいない。責任を持ちたくないのか、やれるだけの知識やスキルがないのか。そのへんはわかりませんが、実行しないことには始まらないんじゃないのかなって思います。どこかで腹を据えて、失敗してもいいくらいの気概を持って取り組むことが、変化へのきっかけになるのではないでしょうか。
事業への想いをきちんと形にして、組織としての活動を展開できるようにするためには、その想いを皆で受け止めてやっていけるようにしなければなりません。そのためには、組織を束ねられるだけの責任を持てる人材や、実行に移せる人材が不可欠です。そうなっていかなければ、どんなにいいことをやっていても変わらない。一人一人がどんな立ち位置であれ、想いがあるのならば、賃金がどうのこうのと言っている場合ではない。賃金すら出なくなってしまったらどうするのか?想いを一つにするための方策を考えていかなければいけませんね。
変化を遂げつつある街、渋谷の空を見上げながら、そんなことを思った夏の終わり近づく夕方でした。
何かできることはないのかな。おせっかいやきのコンサルタントが単独参入するのならば、一緒になって考えていきますよ!!事業への思いはあっても、メンバーがついてこないという中小企業の方々やNPOの方々、お気軽にご相談OKです!
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