私は今の会社で、リーダーシップをテーマにしたゲームプログラムの講師をやらせてもらってます。年に何度かリーダーシップについてお話をさせていただくこともあります。このテーマはとても奥が深く、様々な方々が研究の対象にしていて、わかりにくいテーマでもあります。
ただ、今日お話を伺った小杉俊哉さんは、リーダーシップ3.0や4.0の考え方をお話し下さり、これが腑に落ちるものでした。
リーダーシップの形は様々ですし、所属する場や組織によって、自らが発揮するリーダーシップのスタイルが違うかもしれないと感じました。
私の根本は、「リーダーシップ3.0」に該当するような他者を支援することに重きをおいたもので、それをどの場でも貫いていると自覚していました。時には他律的な動きをしながら、リーダーシップとは無縁のアクションをして自分をコントロールしていたようにも感じました。
しかし、他律的になっているのは、自然とそうなっている場合もありますが、実は自ら戦略的にそういう姿勢でいることもあったように思います。特に強烈な力でマネジメントをしようとしてくる上司には、戦いを挑んでも結局は心が折れるだけ。だから他律的な姿勢を戦略的にとりながら、時が来るのを待つ、という方針だったのかなと思います。
見方を変えれば、意思を持って行動しているとしたら、それは実は自律的な動き。自ら考えてとっているスタイルである。これは、「リーダーシップ4.0」という、自律的によって自己実現をはかろうとするものかもしれません。全ての個人が自律や自己実現のために発揮する「リーダーシップ4.0」。変化を起こして未来をつくりだそうとする全ての人たちがリーダーとなりうるのです。肩書に囚われない、誰もがリーダーとなりうる組織、コミュニティ。これがもっともっと広がっていくといいですね。
SDGsに代表されるような、持続可能な未来に向かって動き出している今、これまでとは違う、古から学びつつも、これまでとは違うリーダーシップのあり方を追求し続けていくことが求められている。そういう意味では、私が地域でみらいをつくりだす活動も、まさに「リーダーシップ2.0」の変革型というよりは、そういうマインドを持ちつつも、自己実現の成果によって地域のみらいを切り拓く「リーダーシップ4.0」の表れであると感じました。
役割の中で縛り付けるマネジメントよりは、一人一人が何をするかを自律的に考えて動くリーダーシップがより問われてくる。そんなみらいを感じた次第です。

地域を変革する強烈なカリスマ性を持つ、というリーダー像は私の中にはなかったので、今日の「リーダーシップ3.0(支援型)そして4.0(自律・自己実現)」という考え方、とても腹落ちしました!!恵比寿での、学びの後の忘年会的懇親会もとっても刺激的でした!
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