昨日は、地元のオンラインセミナーで就職コンサルタントの坂本直文さんのお話を聴く機会がありました。
地元の高校の先輩でもいらっしゃいます。学生の就職対策に関することであればお任せあれ、ですね。過去に84の大学での就職対策講義の実績と、134冊の本の出版のご経験があり(直近135冊目出されるそうです)、もちろんこれだけでもすごいですが、話が現場での支援実績に基づいているのでとてもしっくりくるものです。
改めてなぜしっくりくるのかなと考えてみました。坂本さんのお話にはしっかりとした現場支援の事実があり、なおかつロジカルです。学生の就職にかかわるトレンドをしっかりと情報収集されておさえています。ビジネスパーソンからしたら当たり前のようなことを、学生の就職対策のなかでおやりになっているということです。
時々企業の若手・中堅社員、いや、管理職でもそうなのですが、研修やセミナーの場でお話してくださることに具体性がない方が大半です。「○○に取り組む」「○○を一生懸命やる」など、抽象的なのです。過去に東京で営業のコンサルタントをやっていたときもそうでしたが、営業マネジメントをする場合でも、営業にかかわる活動をする場合にも、抽象的な内容というのは説得力がないのです。
説得力を持たせるためには、まずファクト(事実)があり、そこからなぜそのファクトが存在するのかを、根拠に基づいてロジカルに話を展開していく必要があるのですす。その部分があって、自分の気持ちが乗っかってくればさらに説得力が増します。最初に結論を話すといいますが、そのときに結論をバシッとぶつけてしまいます。
学生の就職支援で坂本さんがおやりになっていることは、今のビジネスパーソンにもできてしかるべきものです。学生が、こうした対策をして入社してくるとなれば、既存のビジネスパーソンもうかうかしていられません。
私たちコンサルタントにも必要な考え方が満載でした。私は研修講師経験が510回以上、かかわった受講者は延べ6200名以上です。また、電子書籍を3冊出版しており、今は4冊目の出版を目指しています。他にも数字や説得力あるファクトがあるとしたら、お客様の声です。お客様の声で自分自身について書いてくださっているものがあれば、それを記録していくことです。もちろん、「もっと早く相談すればよかったといわれる」「懇親会で今までの講師の中で本音で初めて話せた講師だった」などの言葉は覚えているので、このすぐに出てくるものは自分の取り組んだことを素直にしてくださる確かな言葉として、抑えておかなければならないですね。
少し自分の話をしてしまいましたが、ファクト(事実)、数字、そして相手(取引先、お客様、応募先企業の先輩など)の言葉。客観性のあるものをおさえ、感覚や主観だらけの内容だと話しても説得力がないということです。今回の坂本さんのお話では、採用のトレンドを知ることによって、自分自身で今後の若手社員やリーダー育成、研修全般にも活用できるヒントをいただけました。また、ビジネスパーソンのキャリアコンサルティングの現場にも活かせる内容でした。貴重な機会をいただけたことに感謝申し上げます。
午後からの若手社員研修、気合が入りますね。いいエンジンになるお話を糧にやってきます!
