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時間を大切に~希少な資源なのだから~

今の会社での営業活動は今日から本格的にスタート。独立してからもこうした訪問による営業活動は続いていくのではと思っております。

訪問をする際に気をつけていること。それは時間について。特に約束の時間を守ることが重要だし、それが当然なんですよね。しかし、過去に大きな失敗をしたこともあります。1日5件のアポを入れたはいいけど、移動の時間に余裕がなく、ある1社で約20分の遅刻をしてしまい、せっかく決裁者を交えたプレゼンの機会をいただいたにも関わらず、心証を著しく悪くして仕事をとれなかったことがありました。時間を大切にしなかったことで、とんでもない失敗をしてしまうことがある。この経験が痛いほど焼き付いています。せめて、遅刻する際には早めに顧客に連絡をしておくべきでしたが、それすらも遅れてしまったことが一番最悪な状況でした。

当時、仕事に慣れていなかった、という言い訳は通用しません。時間の管理、時間の大切さを最近になって痛感しております。ですので、最近ではアポイントの20分前にはお客様先の近くの駅には着くようにしております。駅から徒歩やバスで移動する場合には、それよりももっと早く行きますし、1日のアポイントを入れる際にも、移動時間に余裕を持たせるようにしています。

時間と言えば、会議の時間も大切ですよね。会議で話す内容をあらかじめ決めていない、あるいは、一つのことに対して説教を延々と続ける、などによって結局取り決めた時間で会議が終わらない。時間を大切にしないがゆえに起こる弊害ですよね。大幅な時間のロスがないように、研修の講師をやる際にも気をつけております。

経営学で有名なドラッカー博士は、「時間は希少な資源である」「経営者の条件」という本の中で述べております。無駄な時間は排除する、という視点に立った時に、会議が長引く要因には、目的な不明確で何をやるのかが決まっていないこと、あるいは、会議のために会議をしている、などの事象があるように思います。

自らの時間を管理し、守るべき時間は守る。そのためには、カツカツの予定を組まずに、ちゃんと準備をして物事に当たることが必要ですよね。こうした時間を大切にしようという動き自体が、組織のコミュニケーションを良くしていくとともに、職場に活気があふれてくるのではないかと思います。

今朝は神奈川県の藤沢へまず行きました。約束の30分前に藤沢について、顧客先には5分前に取次ぎをしてもらいました。こうした時間に余裕を持って、時間を守るアクションが、信頼を積み重ねていく条件ですよね。こうした基本ができなかったころの自分が情けないんですけど、心に余裕がなかったころと重なります。同時に心の余裕もしっかりと保ち、カツカツのスケジュールにしないように、時間を大切にして過ごしていきたい。独立後はなおさら、時間が希少な資源となります。

「組織が大きくなるほど、エグゼクティブはさらに多くの時間を必要とする」

ドラッカーさんの「経営者の条件」の中にもそう書かれております。経営者に今後なる身として、時間をかわいがるかのように大切にしていきます!

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