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人材評価が流行らない・・・これってあの○○-ル組織の影響か?

夏休み明けの1週間。大阪に出張したせいもありますが、体力の消耗がそれなりにあります。しかし、週の始めに代表に独立を伝えたことで、気持ち的には軽くなった状態で1週間を過ごせた気がします。自分の中で大きな心理的な山を越えて、未来に向けて踏み出せた自覚があるんですね。ですので、5日間働いて総じてそんなに疲労がないです。うーん、やっぱり仕事の多忙さでなく、人とのかかわりの中で疲れを感じるようです。しかも、身内の事情でね。面白いなって思いますね。

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どうりで帰りに立ち寄ったカフェでレモンタルトケーキなるものを食べてしまいたくなるわけですね。

そういえば、最近は人事の評価という面について、以前よりも下火になっているきがしますね。人事制度の運用でどうこうという時期は、峠をこえたのかもしれません。組織の中での競争よりも、協力して物事にあたる。お互いがお互いを尊重し合う組織であることが求められているのでしょうか。ひょっとしたら、今年の流行的な言葉になるであろう(といっても人事領域の話です)「ティール組織」の影響があるのかもしれませんね。

私はあの「ティール組織」という本は、あまりにも分厚すぎて読む時間がないのですが、指示命令の系統がなくても、一つの目的や目標に向かってそれぞれが自律的に動いている様子が見られる、ってことなんでしょうか。経営トップによるマイクロマネジメントが否定されていますね。各自が自分の力を発揮できるようにして、信頼で成り立っている。何か人の集まる場においては理想のような形ですが、その影響もあって、人の優劣をつけることや、人を評価することに対しての情報が減っているのかもしれませんね。

私は、それはとてものぞましいことではないかって思っています。だって、お互いに何をすべきかわかっていて、信頼し合っていて、能力も強みも発揮できるってことですよね。厳しい統制がない方がのびのびと力を発揮できるっていうのは、確かにそうかもしれませんね。

ティール組織は、いずれ学びを深めていきたいのですが、いずれにしても、望ましい組織の姿のような気がしています。ゆるくつながることにもなるので、そういう組織にいくつも繋がっていて、自分の好きなように生きていくような生き方、働き方の促進につながっていくように思います。独立という選択肢を選んだことも、ある意味トレンディかもしれません(笑)。

人を評価するスキルがあまり必要とされなくなっているのか、最近はそんな話は減ったように思いますね。評価で給料を減らすとか、賞与を出さない、インセンティブを与えるとか、そういう価値観が古くなっているのかもしれません。評価、優劣の世界ではなく、信頼と協調の世界になっていくのが、人事の世界なのかもしれないなって思います。「人扱い方改革」、始まってますね。

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