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新緑の季節の故郷にて~富士市の誇り~

例年のことですが、連休は、地元の静岡・富士に戻っております。やっぱり富士はいいですね。

思い出を語る時間

この連休は、同じタイミングで、東京で仕事をしている弟も帰省。妻も含めて6人が久々に勢ぞろいしました。家族の団らんの時間がとれるという実感があるのは、まさしく故郷で集まったこの時です。最近は、一緒になると思い出話に花が咲きます。今となっては笑い話になったことばっかりですが、当時は厳しい教育をされて育ってきたので、嫌な思いをしたり、お腹を中心に体調を悪くしたこともありました。ただ、陰湿な躾をされたわけではないので、今は本当に笑って振り返ることの出来る思い出ばかりです。

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そんな中で、母が昨日、タンスの奥からこんなものを引っ張り出してきました。小学校・中学校・高校の通信簿です。さすがに中はお見せできませんが(笑)、こういうものを未だに残してあること自体、母には頭の下がる思いです。

当時の先生のコメント等を見ると、面白いですね。得意教科・不得意教科もちろんありましたが、それと同時に生活態度のようなものを記した箇所があって、当時の自分の様子がおぼろげに思い出されます。通信簿はあくまでも結果を示すだけのものであり、これに基づいて、頭がいいとか悪いとか、そんな判断をするものではありません。ただ、この通信簿だけを見ると、そう思ってしまうような幻想にかられるのも、日本の教育の課題だと思われます。最近では、教育現場の様子は詳しくはわかりませんが、大人になっていろんなチャレンジができるような素養をつくりあげられるような、そんな現場であってほしいなって思います。結果だけでなく、その結果にたどり着くまでの過程にも着目されているかどうか、ですね。

新緑の美しき景色は誇りであるがゆえに・・・

この時期は緑と青が美しいのが、富士の良いところです。

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徐々に減っているのが残念ですが、こうしたきれいなお茶の芽が見れるのはこの時期の特徴です。新芽の摘み取りがそろそろですね。私はこうした茶の育っている畑に囲まれた地域で生まれ育ちました。この時期の緑を見ると、本当に嬉しくなります。この緑があるからこそ、青い姿を見せる富士山や青空が映えてきますね。こういうのをインスタ映えする景色っていうんでしょうね(笑)。富士のみならず、静岡県のあちこちでこうしたお茶の芽の姿を拝めますが、地元のお茶畑が一番好きです。

そして・・・

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最近では、新幹線の「のぞみ」に乗っていると、いい天気の日にはアナウンスが流れます。

「右手に富士山をご覧になることができます。どうぞお楽しみください」というようなアナウンスだったと思いますが、富士山のふもとの街である富士市を通過する2分~3分くらいの時間。こうした富士山の全景を拝めます。いい天気だとこのようにくっきり見えます。ちなみに、今日は天気が不安定みたいなので、午後には何にも見えなくなることもしばしば。山の天気は気まぐれです。

小さいころから富士山を北に見て育ってきました。学校の校歌には「富士」という言葉などで富士山を背に育つ学び舎を表現したものが多くあります。また、学校のアルバムや文集などには、富士山を映した写真が当たり前のようにあります。こうした故郷の美しい自然は、今でもいつも心の中にあるんです。こうした景色に広がる街が、元気をなくしたり、人が出て行ったりするのを聴きますと、やはり寂しいものです。都会で力をつけて、成長してきた人がこうした地方の原風景を守る活動していくと、日本の地方創生につながっていくように思うのです。

自分の故郷でもいいし、思い出に残った、思い入れのある地域でもいい。こうした地方の景色を守るためにも、その景色を四六時中眺めて生活出来る人たちが元気でいられるように、誇りを持てるように街をつくっていく。どんな形でもいいから。それが今の私の独立に向かわせる思考に繋がっているように思いますね。

こうした美しき景色は、心にいつもいる、でもいいのですが、形あるものとしていつまでも残っていけるようにしていきたいものです。

やっぱりいいですね!富士!

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